アロマテラピー〜心と身体への作用〜


 ー 心に対する作用 ー


緊張を和らげ、リラックスさせる
イライラや興奮を鎮め気分を落ち着かせる
爽快感を与え、元気の回復に役立つ
ストレスや疲労感を緩和し、幸福感を与える
頭をスッキリさせ、集中力や記憶力を高める
不安、抑うつ的な気分を和らげる
安眠を促す



 − 身体に対する作用 −


各臓器の強壮に役立ち、各器官の働きを正常化させる
筋肉の緊張を和らげ、身体柔軟性を高める
頭痛、生理痛、胃痛、筋肉痛などの痛みを和らげる
全身を浄化し、代謝を高める
冷え性、肩こり、むくみ、便秘などの改善に役立つ
肥満の予防や改善に役立つ



 − 肌に対する作用 −


乾燥、脂性に傾いた肌を正常に整える
皮膚の新陳代謝、分泌機能を正常化させる
老化のプロセスを遅らせる
ニキビ、しみ、肌荒れなどのトラブルの改善に役立つ
アレルギーの症状や肌の炎症を和らげる
肌を清浄に保ち、感染症を予防する




アロマテラピーでは、精油は様々な方法で利用される
適正な精油を選び、適切な方法で使用すことで
心と身体を健康な状態に導く手助けとなります
しかし、その使用方法や濃度を誤ると逆効果となる場合もあります
個人々の健康や精神状態、肌質、体質
さらには精油の特徴、使用方法について注意して使用する必要がある


アロマテラピーの精油や基材は日本では雑貨扱いとなっており
当然、医師でない者が病名をつけて治療をおこなうことはできない

しかし、普段から正しい知識の元で日々の生活に取り入りることで
代替医療として体調を整えたり、あるいは美容目的や
ストレスを軽減し自己免疫力(自然治癒力)を高める為に利用できます


雑貨扱いになっているため
精油と似たポプリオイルなども売られているので気をつけて
購入時には必ず専門の方が居る場所で購入しましょう


アロマオイルは美容液(ブレンドしたもの)として売る場合にも
「化粧品製造販売業許可」がいります

販売員がピックアップした精油をクライアントが自分でブレンドする場合は
許可はいりませんが、販売員はコンサルテーションが必要です
コンサルテーションとは説明と同意のことで
精油の特徴を説明し、クライアントの理解と同意を得ること
ただし、このとき販売員は「○○に効きます」と効能を語ってはならず
あくまでも補助品(サプリメント的なもの)だということを
理解して見らう必要があります


また、アロマトリートメントをおこなう場合も同様
医師でないものは病名をつけたり治療を目的におこなうことはできず
安らぎ、代替療法として心身の不調の改善、健康の維持と増進、美容の目的など
クライアントのコンサルテーションが必要である
| アロマテラピー・ハーブ(代替療法) | 23:14 | - | trackbacks(0) | pookmark |
アロマテラピーとハーブ療法の使い分け

アロマテラピーとアロマセラピー

どちらも邦訳すれば「療法・治療」と言う同じ意味です
テラピーはフランス語、セラピーはイギリス式の発音になります

フランス語の「テラピー」は
何かニュアンスからすると、ちょっと気になる言葉使いになるため
僕のブログではイギリス式に「セラピー」と使っていましたが
日本アロマ環境協会で学んだので、これからは「テラピー」を使用します




本題に入りましょう

アロマテラピーとハーブの使い分けですが


フランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセが
1928年代に「アロマテラピー」と題する著作を発表しました

氏は昔から伝承されてきた植物療法に用いられる生薬の中でも
芳香性生薬や精油、およびそれらの成分が心と情緒の面で
薬草全体、あるいはエキスを用いる薬草医学よりもはるかに効果的で
疾病治療にも好効果をもたらすことに注目し
これを主剤にした治療法の研究を進めました


アロマテラピーの精油は自然の状態に比べかなり濃縮されています
1tのラベンダーからは約3ℓしか取れず
ローズの精油1滴を取るのに、約50本のバラの花びらが必要とされています



フランスでは現在も薬理効果によるトリートメント法と内服法の
使用が実施されていますが
(内服法はリスクが高いため、日本では実施されていません)

ホリスティックな観点でのトリートメント法と芳香浴、吸入法が
世界的には一般的となっています


トリートメント法で皮膚に使用した成分は
分子量が小さいので容易に皮膚へ浸透します

毛穴、汗腺、皮膚腺と皮脂膜や皮膚内部の脂質に溶け込む形で浸透します
皮膚の真皮層にある毛細血管やリンパ線を通じて体内に入った成分は
血流に乗って全身へ運ばれ、組織や器官に働きかけます



中医学の理論で「表裏論」と言うものがあります

表は皮膚と筋肉を含み、衛気が管理しています
(身体を保護する衛気は細菌やウイルスなどの病の原因となる
 外からの侵入物に対する抵抗力です)


その観点から見ると
トリートメント法では肩こりや腰痛、筋肉痛などの鎮静、鎮痛効果
また、殺菌効果にも有効なため
部屋の除菌、風邪、感染症予防、皮膚疾患の予防として使用できます



もうひとつ、アロマテラピーの働きかけに吸入法があります

香りの分子が鼻の空洞を通り粘膜に付着します
その情報は、嗅細胞に届き神経インパルス(電気信号)に置き換えられ
脳の大脳辺緑系に直接伝わり、自律神経の中枢である視床下部を経て
内分泌系、免疫系にはたらきかけ、心身に影響します

また、気管支や肺に入った成分は肺胞でのガス交換の際に
毛細血管を通じて血液に入り、血流に乗って全身に運ばれます

体内に入った成分は体内を巡り腎臓、肝臓に運ばれ
解毒・代謝され不要なものとして尿や便、呼吸(吐く息)、汗などから
体内から排泄されます


このような作用は
肺や呼吸器系疾患、あるいは花粉症の予防にも有効となります





アロマセラピーでは皮膚や筋肉の鎮痛・鎮静作用に優れているのに対して
ハーブの作用としては内臓器官などの
身体の内部から働きかける作用に優れています

話を先ほどの中医学による表理論へ戻します
裏は重要な内臓器官を含み、営気により維持されています


特に腹痛や膨満感、過敏性症候群などの胃腸や
高血圧や低血圧などの血管障害
生活習慣病から起こる内臓器官の予防に作用します


風邪やインフルエンザ、その他の感染症でも有効です
アロマテラピーでは皮膚を守り保護する作用が
ハーブでは内部に侵入したウイルスに対する免疫力を高めてくれます

アレルギー疾患ではアロマセラピーでは皮膚炎
ハーブでは花粉症などが有効でしょう


ストレスや精神疾患の作用には現代医学で使われている薬より
副作用も無く穏やかに心身の内部に働きかけてくれます

セントジョーンズワートは現代でも国によっては
心療内科などで処方されていますし
ラベンダー、ローズ、レモンバームなどなど多くの薬理作用が
アロマセラピーで濃縮して精油として利用されています



ハーブでもチンキや浸剤などの外用でも使用できますが
アロマテラピーのほうがより作用が働きかけてくれると思います

しかし、グリセリンなどで作ったチンキに精油を混ぜて使用できますし
アルコールで作ったものは作った後でも保存が利き
外用内容共に利用できるというメリットも忘れることはできません

ハンガリーウォーターを作ったときに残ったハーブはガーゼなどに包み
お風呂に入れると、お風呂上りに肌がスベスベになり
違いがはっきりとお分かりいただけると思います





 まとめ

アロマセラピーは外用薬として筋肉の鎮静・鎮痛など
あるいは皮膚の保護として使用が適しており
ハーブは内臓器官の予防としてそれぞれ使い分けることができます
| アロマテラピー・ハーブ(代替療法) | 19:51 | - | trackbacks(0) | pookmark |
ホリスティック医学〜自然療法と中国思想〜

ホリスティック医学とは

人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体ととらえ
社会・自然・宇宙との調和にもとづく包括的、全体的な健康観に立脚する。

              (NPO法人日本ホリスティック医学協会より)



代替医療については以前にも何度かお話しましたが

このホリスティック医学という概念は
代替医療の一つとして捉えることができます


たとえば「心身と環境の調和」という言葉は
以前にもお話した生活環境や自然環境との関係性(調和・不調和)の例で
で語れると思います

これは、ある精神疾患を抱えた方(あるいは要素をもった方)は
生活環境や自然環境が起爆となり患ってしまうことがあります


ある日照時間の短い環境に住んでいる方は
うつ病に掛かりやすいというデーターがあります

これは、脳内物質であるセロトニンが減少することにより
うつ病が起こる(ひとつの原因)と考えられているのですが

日照が短い地域では、セロトニンが減少することが分かっております
(日焼けマシーンは最初、このような地域でうつ病の予防として
使用され始めたものです)


現代医学ではうつ病患者には長期休養と投薬治療が主となっていますが
これで症状が緩和され、元の生活環境に戻ったとしても
その生活環境が根本的に変わっていなければ、再発しかねません



また、普段なにげなく過ごしている生活環境でも
何らかの影響を与えています

たとえば、家の前に一本の電線ができたとします
最初は違和感を覚えつつも毎日の生活の中で慣れてしまい
違和感を感じなくなったとします
しかし、自分自身では気にならなくても精神的には
ストレスを抱えているものです
これは、精神医学の世界でフロイトが考えた「意識と無意識」と言います



自然環境と人間環境の調和を考えた学問では風水があります
日本では「南に黄色」とか、よく分からない意味不明な物と思われていますが
本来は自然環境や生活環境の調和を計る為の学問であり
自然や生活環境、人間との調和を図ることで健康を維持する為の学問でした





話が変わりますが
ホリスティック・アロマセラピーという言葉があります

これは1960年代にフランスで活躍したマルグリット・モーリーが
インド、中国、チベットなどの伝統医学や哲学を研究し
いままでフランスで使われていた内服中心、薬理作用重視の
アロマテラピーとは対照的に、精神と肉体のアンバランスに対しての
個人的な処方によって、そのバランスを正常化するという方法論を提示しました
のちのちイギリスなどでも浸透していきホリスティックアロマセラピーと
呼ばれるようになります



ホリスティックという言葉はギリシャ語からきているのですが
中国の医学や思想に似ているように思います

それは、中医学などの伝統医学
いや、人間とは本来、自然を感じ共存して生きてきた生き物で
この地球上に生きている限り、なんらかの影響(力あるいは気と言う)を
受けているということを古代の人々は感じていました

(先日、「アバター」についての感想を書きました、一読ください)





社団法人日本アロマ環境協会が定めるアロマテラピーの定義は

「精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法」として


目的を

 .螢薀セーションやリフレッシュに役立てる

◆“と健康を増進する

 身体や精神の恒常性(ホメオスターシス)の維持と促進を図る

ぁ\鎖世篝鎖世良堋艦造魏善し正常な健康を取り戻す

としている


日本アロマ環境協会の定義は
共感できるものであり
、い脇辰頬佑これから研究していきたい課題でもあります
(恒常性(ホメオスターシス)とは生体の内部や外部の環境に応じて
 心身状態を常に一定の範囲で維持しようとする動き(機能)のこと)




いままで、ブログのサブタイトルをちょくちょく変えていましたが
ようやく「ホリスティック医学」でしっくりきた(*´∀`*)
| アロマテラピー・ハーブ(代替療法) | 23:18 | - | trackbacks(0) | pookmark |
アロマテラピーの精神病への研究史とホリスティック医学


1960年代、フランスで活躍した生化学者のマグリットモーリーは
インド、中国、チベットの伝統医学や哲学を研究し
植物油で希釈したトリートメントオイルによるマッサージ方法を取り入れました

それまでフランスで行われてきた内服・薬理作用重視の
アロマテラピーの概念を覆し
個人々に合わせた精神と肉体のアンバランスを考慮した処方で
心身のバランスを正常化するという方法論を提示したことにより
多くのアロマセラピストが影響を受け
後にイギリスにおける「ホリスティックアロマテラピー」と
呼ばれるようになりました

これは現在でも、英国のハーバリストや中医アロマ
あるいはアロマテラピーを利用したアーユルヴェーダとして受け継がれています





1970年代に入ると、香りが神経症やうつ病に効果があることが
知られるようになりました

ミラノの植物誘導体研究所長のパオロ・ロベスティは
イタリアにあるオレンジ、ベルガモット、レモンなどの柑橘系の精油と
その加工品を精神疾患に用いると非常に有効であることを発見しました
この研究は香りの精神科の臨床例としては、世界最初のものといわれています



その後、三重大学の小森照久博士たちは
レモンの香りが抗ストレス作用に優れていることに注目し
レモンをベースとした柑橘系香料を作り実験しました

その結果、高圧ストレスを負荷したラットの抗体産生能や
胸腺の重さの減少が柑橘系香料により回復したこと
また高圧ストレスにより増加した運動量を柑橘系香料は抑えることなどの
結果を得て、香りの抗ストレス作用・抗うつ作用を確認した

そして、うつ病治療にこの香りを用いたところ
柑橘系香料を使用して2〜3ヵ月後には
抗うつ薬投与は大半でゼロになるなど大幅な減量が見られ
また、神経内分泌機能や免疫機能では香りを中心にした治療で
正常化し安定した

以上のことから、ある種の香りにホメオスタシスの乱れを改善する効果が
期待できそうな所見が得られたのです

| アロマテラピー・ハーブ(代替療法) | 22:14 | - | trackbacks(0) | pookmark |
アロマテラピーの歴史〜簡単な説明書き〜
  


   新約聖書

 新約聖書のイエス・キリストの誕生物語に
 東方の三賢人(博士)がイエス誕生の馬屋で
 黄金・乳香・没薬を捧げたと言うくだりがあります。
 黄金は現世の王を象徴し、乳香と没薬は「神の薬」を意味すると言われ
 まさにこの世に降り立った救世主に捧げる品物として
 ふさわしいものだったのです

 乳香はフランキンセンス、没薬はミルラとして今日もアロマテラピーで
 ひろく利用されています




   蒸留法

 11世紀に活躍したイスラム世界の医師で哲学者のイブン・シーナが
 蒸留法を確率しました。
 彼は精油を治療に応用し、その成果を「カノン(医学典範)」にまとめまた
 これは、アロマテラピーの原形と言えるでしょう
 一方、中世ヨローッパでは教会や修道院において
 薬草を使った治療が行われました
 十字軍の遠征などを経てもたらされたイスラム世界の医学や
 精油の蒸留法がヨローッパの伝統と結びつきでさらにハッテンして




   ハンガリー王妃の水

 中世のヨローッパの僧院医学においてハーブや精油
 アルコールなどが用いられ始められたころのエピソードに
 「ハンガリー王妃の水」=ハンガリアンウォーターがあります
 ハンガーの王妃エリザベート1世は、若くして王をなくし
 ハンガリーの君主として長きにわたり善政をしいていました
 ところが、彼女が晩年近くになったとき手足が傷む病気にかかり
 政治もままならなくなってきたのです
 修道院の僧が彼女の為にローズマリーなどを
 主体として作った痛み止め薬を献上したところ
 彼女の状態はみるみる良くなり70才を超えた彼女に隣国ポーランドの
 王子が求婚したと言い伝えられています
 この傷み止め薬は後に「若返りの水」の評判がたち今に伝えられています
 



   アロマテラピーの名付け親

 アロマテラピーと言う言葉は二十世紀初頭
 フランスの化学者ガットフォセが実験中の事故で火傷をおい
 ラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)を用いて
 その効能を自ら実験したことから
 この植物療法をアロマテラピーと命名したことが始まりです





  補足


 ヒポクラテス     医学の基礎を築き「医学の父」と言われている

 ディオスコリデス   皇帝ネロの軍医で「マテリア・メディカ」を執筆
            600種の植物、1000項目の植物を収載

 ロバートティスランド 「芳香療法の理論と実際」を執筆
            アロマテラピースクールを開設
            アロマテラピーを体系的な学問として纏める




アロマとハーブの利用は人類の歴史そのものです

ネアンデルタール人が埋葬に香木を焚いたり
ハーブを燃やしてクマ祭りのようなことをしたという発見もあるそうです。

また蒸留器も錬金術の歴史と重なり
イブンシーナ以前にも登場しています
3世紀のゾシモスは染料や蒸留器、坩堝といった実験器具の改良
合金や硫化物を作り出した

この時代の偽デモクリトスやユダヤのマリア(3本腕の蒸留器で有名)
などもギリシャ語で書き残しています。

医学の歴史に必ずでてくるヒポクラテスの著作にも
香りの効用について特に女性疾患について書き残しています。

| アロマテラピー・ハーブ(代替療法) | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
アロマセラピー〜知っておくべき法律〜

  タッチングの目的


 /歓箸旅云鐇(ホメオスタシス)の維持と促進

◆\鎖静、身体的なリラクセーションとリフレッシュの効果

 「ふれあい」と言う人間の本能的欲求の充足

ぁ/歓箸里△鵑討い砲茲襭僉ィ蓮ィ(生活の質)の向上

 (日本アロマ環境協会が定める「アロマテラピーインストラクター」
  独自のカリキュラムより)



アロマセラピー行為及び、アロマセラピーを用いたトリートメントは
現在、日本では医療行為とは認められていません
したがって、診断(治療)、医業類似行為(あん摩、マッサージ、指圧など)
を目的とした行為はおこなえません
(特定の医師資格を有する者がアロマセラピーを利用することは別です)

日本では「マッサージ」ではなく「トリートメント」として用います

未病の状態(特定の病名がない段階での体調が優れない、憂鬱など)や
初期症状、回復時に医師との協力の元で代替医療(自然療法)として使用され
ストレスが溜まっていると感じた時にはリラクセーションやリフレッシュ
に役立てることができます

※個人で行う場合は自己責任の下で、医師に相談の上でご利用ください





   最低限のルールは知っておこう

 社会のルールにそって安全に楽しむためには
 検定を受検するしないにかかわらず
 常識として押さえておいたほうがいいでしょう。

 アロマテラピーで用いる精油や植物油、関連グッズなどを取り扱うにあたり
 これらの物品や材料を規制する独自の法律は現在のところありません
 また、アロマテラピーのトリートメントを行うことに関しての
 法律による規制もありません

 だからといって、やみくもに自分が作ったスキンケア用品を
 販売したり、不特定多数の人に対してトリートメントを行ったりすると
 医療法、薬事法などの法律に触れることもあります
 アロマテラピーにかかわる人間として
 知らず知らずに法律に違反することにならないために
 知っておくべき基本的なことがらをまとめます




   関係のある法律を覚えておこう

 アロマテラピーに関連する法律には
 大きく分けて2つの分野があります
 一つは、精油などの物品に関するもの

 もう一つはトリートメントなど
 アロマテラピーが扱う行為に関する法律です
 これらを以下にまとめます

 


   精油、植物油アロマ関連グッズに関係する法律

 
 薬事法

  薬事法は「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」 「医療道具」を
  製造したり販売したりすることを規制する法律です

  スキンケア用品は化粧品に入ります

  化粧品だから、薬ではないので薬事法には関係しないと
  思ってしまっては間違いです
  使用している材料、製造、販売について厳しく条件が決められており
  販売に際しては、条件を守ったうえで申請して初めて認可が受けられます
  ですから、当局の認可なしに勝手に作ったり売ったりする事はできません
  精油や、それに類する物品を扱うときは
  薬事法の観点から、次のことに十分注意しましょう


  ^緻品と誤解されないようにする

   「○○に効きます」と言って販売したり提供したりすると
   無許可医薬品として取締りの対象になります
   精油が医薬品、医薬部外品、化粧品、医療用具と
   誤解されるような行為は、口頭での説明でなく
   表示や広告でも避けなければいけません

  許可なく製造、輸入、販売、提供しない
   業として医薬品、医薬部外品、化粧品、医療道具などの
   製造や輸入、販売、提供を行う場合は許可のある者しかできません
   精油を使って化粧品を作ったり
   それを販売提供したりする場合でも
   取扱者としての許可が必要なのです
   薬事法では無許可化粧品などの製造、販売を禁止しています



 製造物責任法(PL法)

  製造物責任法とは、商品の欠陥のために使用者が害を被った場合は
  その商品を製造したものに損害賠償責任が生じるというものです

  消費者の保護と救済のために導入された法律です
  海外の製品の場合は、輸入車がその責任を負います
  この法律は当然、精油にも適用されます
  例えば、精油のビンのキャップに欠陥があったことが原因で
  漏れ出た精油が衣服や家具について損害が出たと言う場合でも
  製造者の責任が問われます
  この法律は販売者にも関係があり
  商品の管理や保管の不備、表示や説明、添付文章の不備によって
  起こった事故についても、責任が問われることがありますので
  注意が必要です



 消防関連法

  精油は揮発性の物質で、引火する性質があります
  家庭やショップで保管する場合には、注意が必要なのは当然ですが
  通常の量(10ml入りのビン数百本程度)では法的規制を受けることは
  ありません

  ただ、販売店などで指定数量を超えて保存する場合は
  「危険物に関する政令」によって、規制を受けます



   自分で作って自分で使う場合は

 すでに述べたように、化粧品や薬品を許可なく作ったり販売することは
 薬事法で禁止されています
 ただし、自分が使用する場合に、自分で作る場合は禁止されていません
 自分で作って自分で使うのですから、製造者と使用者が一緒です
 その場合、すべての責任は自分で負うことになります



   トリートメントなどの行為に関係する法律

 アロマテラピーを家族や友人などにトリートメントとして
 行う場合は規制にならないのでしょうか?

 アロマテラピーのトリートメントに似た行為として
 マッサージ、あんま、指圧などがあります
 これらの行為は、免許の取得者しか職業として携わることが
 できないとされています
 それを規制するのが、次の法律です
 


 医師法

  医師の免許を持つ者以外は、診断したり、治療したり
  することはできません
  トリートメントは、「医療」ではなく
  あくまで健康を増進するためのサービス行為であると心得ましょう
  症状を見て病名を言ったり、製油を薬であるかのように使ったり
  説明したりすると、医師法により処罰の対象になることがあります



 あん摩マッサージ指圧師、針灸、きゅう師等に関する法律

  文字通り、あんま、マッサージ、指圧、針灸などの行為は
  免許のある者しか職業として行ってはいけない法律です

  アロマテラピーのトリートメントは、マッサージに似た
  行為と見ることができますが、両者を明確に区分する法律は
  現在ありません
  一つの見解として、一般に受け入れられているのが
  昭和35年に出された最高裁判決です

  それによると、「職業選択の自由」を考慮し
  マッサージやあん摩に似た行為は「人体に危害を
  加えられず、保健衛生上なんら影響を与えないので
  あればり、サービス行為として違法性はない」と
  されています

  アロマテラピーのトリートメントも人体に危険を伴ったり
  健康を害する恐れがない限りにおいては違法でないと解釈されています

  ただ、法的根拠以前の問題として、安全への十分な配慮と
  高い意識を持って、常に研さんを積む姿勢が大切です。




| アロマテラピー・ハーブ(代替療法) | 20:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
アロマセラピーの働きと「タッチング」


アロマセラピーの精油の成分は
体内をどのように巡るのでしょうか・・・・



臭覚からの伝達


香りの分子が鼻の空洞を通り粘膜に付着します
その情報は、嗅細胞に届き神経インパルス(電気信号)に置き換えられ
脳の大脳辺緑系に直接伝わり、自律神経の中枢である視床下部を経て
内分泌系、免疫系にはたらきかけ、心身に影響します

また、気管支や肺に入った成分は肺胞でのガス交換の際に
毛細血管を通じて血液に入り、血流に乗って全身に運ばれます

体内に入った成分は体内を巡り腎臓、肝臓に運ばれ
解毒・代謝され不要なものとして尿や便、呼吸(吐く息)、汗などから
体内から排泄されます



また、トリートメントなどで皮膚に使用した成分は
分子量が小さいので容易に皮膚へ浸透します

毛穴、汗腺、皮膚腺と皮脂膜や皮膚内部の脂質に溶け込む形で浸透します
皮膚の真皮層にある毛細血管やリンパ線を通じて体内に入った成分は
血流に乗って全身へ運ばれ、組織や器官に働きかけます






タッチング


タッチングとは「やさしくなでさする」の意味です
この行為はセラピーとして十分に効果を発揮します

皮膚への刺激は、こわばった体を温め
間接的に脳を刺激し、脳の疲れをもほぐしてくれます
ユックリ優しく圧を加える接触は脳を落ち着かせる効果があるのです

また、やさしくなでる・さするなどの感覚刺激は
脳の痛みのゲートを閉じ軽減する方向に働きます



アロマトリートメントは医療行為ではありません
植物の力を借りリラックス効果や自然治癒力を高め
心身の健康を施す為の代替医療になります
アロマセラピーは特定の病名を示し治療を行うものではありません 






香りが脳へ届く時間


香りは、一瞬で心身をシフトする力を持ち
香りの刺激が脳へ伝わるまでの時間はなんと0.2秒以下
歯痛や体の深部の痛みが伝わるまでの時間は0.9秒かそれ以上だそうです


| アロマテラピー・ハーブ(代替療法) | 20:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
中医学を取り入れた植物療法
アロマテラピーは
「精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法」のことである

ホリスティックとは「身体、心、気、霊性などが
一体となった有機的統合体としてとらえ
社会、自然、宇宙など人間を取りまく
環境との調和にもとづく全体性を考えた概念」のこと

「ホリスティック」と言う言葉自体はギリシャ語だけど
この考え方は中医学や風水の考えと似ているような気がする

自然療法とは「ストレスを軽くして、人間が本来持っている
健康になろうとする力(自然治癒力、免疫力)を高め
健康の維持、増進をはかる療法」のことです





一般にアロマセテピーやハーブを使用するときは
「今の症状」や「今の気分」で使用することが多い

これは、現代医学的な物の見方に似ている


現代医学では各身体の機能を単一的な物の見方しかできない為
「総合病院」などでも分かるように

内科、外科、消化器科、心療内科・・・・

などなど、多くの分野に分けられているが
東洋医学では「身体全体を統括的に見る」
ことにより、治療が行えるのが特徴といえます



たとえば、中医学では
過度な感情(イライラや怒り、不安など)は各臓器に負担がかかると考え
また逆に各臓器に何らかの不調をきたしている場合は
感情にも現れると考えます



中医学で診察する場合や漢方を調合する場合はは必ず


陰陽の証

虚実の証

寒熱の証

表裏の証

内因、外因、不内外因


によって気血津液の状態と臓腑の状態を判断します
(和漢では陰陽、気血津液からのみ症状を見る)



この方法は、アロマセラピーやハーブなどの植物療法にも
十分に応用できる判断基準として利用しようと言うのが
僕の考えです


| アロマテラピー・ハーブ(代替療法) | 19:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
現代的に考える根源的なエネルギー
気については「風水とは何か」でも説明してきたが
中医学でも「気」の存在は必要不可欠なものであり
理解することが必要である




現代医学で使われる「臓腑」と
中医学で使用される「臓腑」とは
必ずしも同じではない


現代医学で、ある方が
「イライラして怒りっぽかったり、精神のうつ状態がみられる
 お腹の張り、胸苦しさ、イライラ、不眠などもある」
と、病院へ訪れた場合
内科や精神科などたらいまわしにされかねません

他の症状では、もっと複雑で消化器内科や眼科なども・・・


しかし、中医学ではこれは「気滞」の症状となります

「気滞」の場合、気が体内で滞っている情態で
「肺、脾・胃」の機能が低下していると考えられます


現代医学では、臓腑を一つひとつの機能として捕らえますが
中医学では全ての臓腑は関連しあっていると考えます






以前にも話したが
人体は「気、血、津液」により作用している



血は西洋医学で言う血球(赤血球、白血球、血小板)成分に近いもので
気の力で体力が作られ気の力で体中を流れている

津液は西洋医学で言う血清、リンパ液、唾液、脳脊髄液、関節液など
人間の体は約60%が水分と言われていますが
現代医学で考えられる体液を総合して津液と考えていいでしょう



気は体の機能を司り、心身の働きを調整する働きがあります

体を構成する気には
宗気・・・臓器や血液の流れをよくする推道作用が強い
営気・・・体に栄養を行き渡らせる作用が強い
衛気・・・感染症や病気とたたかう防御作用が高い
元気・・・成長促進、活力を旺盛にする作用が強い


気は人体を構成し、生命活動を支える物質です
そのため、気がトラブルを起こすと、さまざまな病気の原因となる
気は血が作られ、体中を巡る為に必要不可欠なもの
水穀の精微から血を精成するには気の作用が原動力になっている



気と言う言葉は何やら如何わしく感じたり
スピリチュアル的なもののように感じる方が居るかもしれませんが

現代的に、分かりやすく説明すると
気とは「酸素」や食べ物から得られる「栄養」のことです



風水でも述べたように
古代の人々は目の見えない物質や力を感じ取り
気と名づけました



体は食物により栄養を取り
酸素を全身に巡らせることにより体は機能しています

口から取り入れられた酸素は脳にも運ばれ
脳は酸素を取り入れ機能し、脳から発せられた神経回路により
体は意識、無意識で働くことができるのです


現代医学で捉えられたこの一連の作用を
中国の人々は気の働きと捕らえ
気の作用を目に見えない根源的な生命のエネルギーと考えました



気の滞り、気の減退は各疾患を引き起こします
また、精神不安(イライラ、うつなど)や老化も引き起こす結果となります


口や鼻から酸素を取り入れ、最初に肺にて気が作られます
また、食べ物から取り入れられた栄養は脾・胃によって気と津液が作られます

腎は津液と気を貯蔵する働きを持ちます
腎には親から受け継いだ先天の気を貯蔵する働きもあり
腎に貯められた気は生殖器にも働きかけ
男子は精液を、女性は月経が起こるようになります

肝は血を貯蔵し気の流れを調整する働きを持ちます
気の流れが正常ならば、気血が調和して気持ちがが明るくなります

心は血液を全身に送る作用がありますが
現代医学と働きは同じと考えます



一連の作用はそれぞれの臓腑が関連しあい機能しています
つまり、どこかの臓腑が機能低下し気・血・津液が滞ったり減退すれば
さまざまな症状が疾患として現れるのです





気功と言う言葉があります
一時期、話題となり、テレビでも謎の老人が遠くに居る人を
気で飛ばす所を見たことが居るかもしれません

僕も、いささか疑問に思うますが・・・


気功とは呼吸法であります
先ほども書きましたが、体を動かしているのは
食べ物などから摂取した栄養分と酸素からなります

規則正しい呼吸法は体内に気を巡らせ健康を維持します


情緒不安定(イライラや不安・うつなど)なときや
なんとなく体調が優れない時は

朝、目を覚ましてから窓を開け外の空気を取り入れます
30分ほどいいので規則正しい呼吸を取りましょう
また、休みの日などは自然に囲まれた場所に行き
深く深呼吸をしてみるのもいいと思います

| アロマテラピー・ハーブ(代替療法) | 20:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
使用上の注意をご覧になり正しくお使いください・・・あれ?ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
ここ数日、中医学の症例に基づき
対応できるハーブとアロマセラピーを纏めてきたわけだけど

資料は揃っていたとはいえ
独学でよくここまで纏め上げたものだ

参考にした本がなかったら
今頃、ここまで纏め上げていなかったと思う

まだまだ、学ばなきゃいけないことが多いけれど



ブログをご覧の方は
自分の症状と照らし合わせてご利用いただければと思います

文章が多すぎると、友達から指摘を受けてしまった
申し訳ありません(´;ω;`)



ご利用に当たって

ハーブティーは現代医学で使用されているような
ひどい副作用はありませんが
病院などで常用されている薬がある方や
体質により、やはり副作用を伴う場合がありますので
使用中に異変がありましたら中断して病院で相談を受けてください
(使用中の薬がある方はハーブを購入時に店員さんか薬局の方に
相談を受けてからご利用ください)


また、アロマの精油も同様に使用時にご注意した上でご利用ください
幾つかブレンドを選びやすくこちらでピックアップさせていただきましたが
味や匂いが不快に感じた場合は使用を辞めて
自分にあったものをご利用ください
不快なまま無理にご利用いただいても逆効果になる場合があります

精油などの芳香はセラピストさんの中には
クライアントに匂いを嗅いで好きな香りを調合することがありますが
これは心地よいと感じた香りが今クライアントにとって必要な匂いだと
考えられるからです

たとえば、数ヶ月前まで心地よく感じた香りが
苦手に感じる場合が在りますが、これはその香りが必要でなくなった
あるいは別の匂いを必要としている場合(体調)であると考えられるからです

ですから、使用時には直接匂いを嗅いでみてからのご購入をお勧めいたします


また、ご購入時の目安として
体が熱い場合やほてる時は寒性や涼性の物を購入し
体が冷え性の場合や寒気・悪寒を感じる場合は熱性や温性の物を
ご購入ください。





もう少し勉強しなおさないと(*´д`*)
| アロマテラピー・ハーブ(代替療法) | 19:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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