希死念慮(自殺念慮)〜私たちができること〜


日本国内の自殺者数は1998年から年間3万人を下回ることがありません
特に働く人の自殺が増えており、数にすると年間9000人を超えています
そのうち、うつ病や抑うつ状態から自殺に至る人は7割以上と言われています


うつ病患者の希死念慮は症状が重い次期は行動として現れにくいと言います

症状の回復期は目に見えて元気になってくるため
周囲も気を緩めがちになります
周囲から「頑張ろう」などと、不用意な言葉をかけることにより
本人はプレッシャーを感じていまい、逆効果になりかねません

本人は再発の不安や焦りを感じており気分にもムラがある状態です
病状に波がある状態で、行動も以前のようにスムーズに行えない状態です

思い通りにことが進まない状態や焦りやプレッシャーを感じると
「生きていてもしかたがない」「自分は必要とされていない」
「自分の居場所がない」「自分が生きていることが申し訳ない」などと言った
自己否定的な考えがよぎります


回復期こそ油断せず、今はまだ回復への準備段階であることを周囲が理解し
本人の精神状態と周囲の印象との温度差を与えないようにする必要があります

回復期は日常生活を再開する為のウォームアップの時期であり
本人や周囲は慢心せず、焦らずに治療にあたる必要があります



もし、希死念慮の兆候を表すような言動を感じたら
自殺することで周りがどれだれけ辛いか、悲しむ人が居ると言うことを伝え
「死にたい気持ちはよくわかるけど、ひとまず私に預けて欲しい」と
受け止めることが必要です


さらに

希死念慮や後ろ向きな考えは病気のせいであると
周りが理解し、不用意な励ましで追い込めないように気をつける

「自分がそばに居て、悩みを一緒に考える」ということ
一人で悩まず、相談できる環境があることを伝える

「貴方は一人ではない」「いつも貴方のことを気にかけている人が居る」
と言うことを知らせ、自分は孤独でも一人でもなく必ずそばに誰か居るのだ
と認識させることが大事です


| 精神医学・心理学 | 19:24 | - | trackbacks(0) | pookmark |
うつ病の症状について


うつ病の諸症状としては
食欲不振・睡眠障害・頭痛・全身倦怠感など多くみられます

うつ病の睡眠障害では
目覚めたときに、いやな憂鬱感を感じる人が多いと言う特徴があり
「寝つきは良いが、夜中に何度も目が覚める」
「決まった時間になると目が覚めてしまい、一度目が冷めると朝まで眠れない」
など、人によって様々なようです

胃の不快感では、「胃に軽い違和感がある」「なんとなく胃が重い」など
まれに激しい胃痛が続くという人も居るようですが
たいてい、「胃がなんとなくもたれる」などの軽度の症状が続き
食欲の減退がみられます
これらの胃の不快感は、内科でレントゲンや胃カメラでの検査を受けたとしても
大きな異常がみられず、せいぜい軽い胃炎がみつかる程度のものです

部位別に見ると、頭痛が最も多く
偏頭痛や睡眠不足による頭痛や疲労・風邪が原因の頭痛などは
一時的な症状であることがほとんどですが
うつ症状による頭痛は、そうした一過性の症状とは異なり
朝、目が覚めた瞬間から一日を通してずっと続き、気分もかなり悪くなります

全身倦怠感と言われる症状では、「疲れやすい」とか「だるい」と言った
症状を訴えます

これらを総じて「不定愁訴」と言いますが
この他にも、肩こり・めまい・背部痛・動悸などの症状が
身体のあちこちに散見されます

また、「朝方は憂鬱感が強く現れ、夕方にかけて軽くなる」という
特徴的な経過をたどることを「日内変動」と言います


精神状態ではイライラ感が現れることがおおいようですが
これは、他人に対してと言うよりも
自分に対しての「いらだち」から現れます
何をしてもスムーズにいかないなど、自分に対しての苛立ちが募り
できない自分への不安や焦りから、ひいては情けなさを感じたりします

うつ病患者に対して安易に励ましの言葉は逆効果になることもあります
アドバイスなども、相手の立場に立った話、共感から生まれた話ではなく
個人的な経験値でしかないため、自分の考えを押し付けるだけと言えます
不用意な批判の言葉や否定的な態度も同様に、病状を悪化させることになります


初期症状では心と身体、双方の症状を総合的に見て
抗うつ薬の服用、医師とカウンセラーにより
ストレス因子の緩和を行うことが主流となります
この目安となるのが2週間と言われています





うつ病になると「おっくう感」「憂鬱感」「不安・焦乾感」が現れます

うつ病によって現れる「おっくう感」は病的で
特に、中度以上になると他愛も無い日常生活の行動すらできなくなります


例えば、テレビをつけていても眺めているだけで内容が入ってこない
雑誌を読んでいても、繰り返し目で追っているだけで先に進まない
などといった症状が現れます


また、人と会うと言う行為は健康な状態でも多少なりとも気を使うものです
しかし、うつ病を発症し気力の減退した状態ではこの行為自体が苦痛になります

さらに症状が進むと、食事、入浴、洗顔と言った
日常生活で必要最低限の行動すら行うことが困難になります
女性では普段きっちり化粧をし、オシャレに気を使っていた人も
身なりにかまわなくなり簡単な化粧すらしなくなります
男性も無頓着になり、シャツをズボンにしまわない、髭をそらない
寝癖を直さない、シミの付いた服を着替えない、何日も同じ服で過ごすなど
自分の身なりなーに無関心・無頓着になります


中度以上の症状では、カウンセリング自体が苦痛に感じる場合もあります
一度、服薬と休養により少しずつ心にパワーを充電してから
どのような社会復帰や生活を送るか本人が決めていくことになります





不安症状や不眠は、抗うつ薬服用後およそ2〜3週間で改善の傾向が見られます
さらに1ヶ月が経過するころには、抑うつ症状(落ち込み、気持ちが沈むなど)
が徐々に緩和されていきます
2ヶ月後には、体が重い・動くのが辛いといった感覚が軽減してきます

しかし、最後まで残るのが「おっく感」です
人に会う、話すと言ったことについて特に現れやすいことが多い傾向にあり
さらに緩和されるまでに3ヶ月〜半年の期間が必要です
(あくまで目安であり、個人差があります)

うつ病の回復経過は「三寒四温」と呼ばれますが
これは「良くなってきたかな?」と思っても、停滞することがあるからです

回復期には、一見あるべき姿を取り戻したように見えても
うつ病は全快したと言うことではなく、それは抗うつ薬の効果であり
一時的に気持ちが上がっているのだと言う事を理解しなければいけません
周囲でも、仕事や家事などせかすような言動を取らないように注意しましょう


本人が意欲を見せ始め、言動に表れる回復期には
周囲は安心してしまい、無配慮になってしまいがちです
気分にムラがあり、病状に波がある状態で
行動も以前のようにスムーズに行えない状態ですから
周囲がせかすような言動を与えることで、不安や焦りが出てきてしまいます
うつ病での自殺率が一番多いのがこの次期です
症状が重い次期の自殺念慮は行動が伴わないことが多いのですが
回復期には行動も活発になり始めているため行為に及びかねません

「会社に復帰したのなら普段道りに仕事しろ」などと言う言葉や
周囲がそうした態度をとってしまうかもしれません
しかし、時折戻ってくるおっく感などで本人の態度が優れないときなら
その態度で傷付けてしまい、症状がぶり返してしまうことがあるのです


うつ症状や職場復帰、いずれにしても職場のメンタルヘルス対策は
企業のトップ、上司がメンタルヘルス教育を受け
正しい認識を持ち、病気への理解と職場環境、従業員の働き方の改善を
考えることが第一と言えます

また、家族や身内でうつ病の方が居た場合も
職場以上の病気についての理解が必要です


| 精神医学・心理学 | 20:55 | - | trackbacks(0) | pookmark |
うつ病や神経症は心のオーバーヒート


内因性疾患や心因性疾患(うつ病や神経症)は心のオーバーヒートと
前回説明いたしました

http://hitosi-cenote.west-cities.com/?eid=1596425


これらの症状では、さまざまな身体症状が現れることがあります
代表的なもので一番多く見られるのは倦怠感・睡眠障害・頭痛など

朝方、起きてから「なんとなく億劫だな」と言う症状は誰しも感じる感覚です
一般的にこれらの症状は時間と共に薄れて行き
一度行動を始めると忘れてしまうことという体験はあると思います
また、頭痛(睡眠不足による頭痛・疲労や風邪が原因の頭痛など)は
一時的な症状であることがほとんどですが
うつ病による症状は、そうした一過性の症状とは異なり
朝、目覚めた瞬間から一日を通して続くのが特徴で、総じて気分も悪くなります



ストレスが溜まり心がオーバーヒートしている状態なのに
無理しようとしても心も体もいうことが聞いてくれるわけがありません

うつ病になりやすい性格は、マジメ・努力家・神経質・几帳面
不器用な性格(頑固・融通が利かない・何事にもこだわるタイプ)ですが

オーバーヒートしている状態にもかかわらず
行動できないことを自分の努力不足のように感じてしまったり
「やってできないことはない」と無理をしてしまいがちなのです
そういったことを繰り返すうちに、悪循環から症状が悪化してしまいます

うつ病でのイライラ症状は、他人に対してと言うより
自分に対しての「いらだち」が多いようです
何をやってもスムーズに進まないなど、自分に対しての苛立ちがつのり
できない自分への不安や焦りから、ひいては情けなさを感じることもあります

しかし、実際には無理してもいいことはありません
休みを取らずに無理に仕事を続け、かえって仕事の能率が下がってしまったり
そのことで、さらに自分のことを責めてしまったり
悪いほうへ向かってしまうのが容易に想像できます

傍目には、「さぼっている」「怠けている」と言ったような印象を
与えてしまうことがあります
それらは、怠けたようと思っての行動ではなく
病気の症状であり、当の本人は元気なときのように行動したいのに
うつ病でエネルギーが切れてしまっている状態なので動くことができないのです


そんな人に「もっとちゃんとしろ」「前向きになれ」などと言えば
自分のふがいなさや、簡単な日常生活すらまともにできないことに対して
自分を責め、ますます落ち込んでしまいます

本人は頑張ろうとして、悪循環になっているにも関わらず
健常時なら周囲の期待や励ましが嬉しい場合でも
うつ病患者にとっては、おおきなプレッシャーとなります
うつ病でとことんまで落ち込んでいるときに
「頑張れ」「しっかりしろ」「ちゃんとしろ」などと言われれば
できない自分を責め、さらに落ち込んでしまう結果となります

周囲が取るべき行動は
まず、本人の辛い状況を理解し、受け入れることです
そして、自分がその立場にたって、相手の辛さに共感を示し
受け止めてあげることが大事です


うつ病の治療には、軽症うつ病なら1ヵ月〜3ヶ月
中等以上の場合3ヶ月〜1年
薬は再発予防を視野に入れた場合は1年〜2年、服用することも普通です

会社勤めの場合、いきなり1年間の休養を取れと言われても
本人は困惑や不安になる場合もあるので、医師や産業医・上司や本人の間で
「とりあえず、1ヶ月くらい休んで様子を見てみようか」などと
「それくらいなら何とかなるかもしれない」と本人が思えるような
話し合いが必要です

先にも述べたように、オーバーヒートした状態では仕事の能率も下がるので
本人も、焦らずに「休養も仕事のうちである」と理解が必要です
仕事に復帰する場合でも、以前の職場に戻るか、異動するか、転職するか
仕事の適性や生活環境などを考慮して少しずつ社会復帰していきます

たとえば、ケガで一線からはずされたスポーツ選手の場合
長い休養期間やリハビリ期間を経て、調整しトレーニングを行い
万全を期してから復帰することになります
怪我が治っ宝と言って、いきなり試合にフル出場などと言うことになれば
せっかく治りかけていた怪我が悪化する場合もあるでしょうし
最悪の場合、選手生命を絶たれてしまうこともありえるからです
うつ病は、怪我と違い外からは外傷がないので分かりずらいですが
同じように、始めはウォーミングアップのつもりで
軽めの業務に就き、少しずつ様子を見ながら勤務時間を延ばしたり
仕事の量を調整していきます
長い休養を経ての復帰ですから、いきなり以前のように働けなくて当然です
あわてず、焦らず、心身ともに慣らしていくことが大切です



| 精神医学・心理学 | 21:13 | - | trackbacks(0) | pookmark |
うつ病とは?なりやすいタイプとは?


うつ病の原因はストレスや疲労・不眠・不摂生な生活・食生活の乱れなど
ストレスによりセロトニンやノルアドレナリンが低下することで発症します
(セロトニンは、曇りや雨などの天候にも低下します)
また、ストレスへの抵抗力が弱い体質や遺伝も関係しています

ストレスは、ちょっとした環境などでも影響されます
たとえば、新婚や新築などで新たな人生のステージを迎えたときや
異動や昇進によって上司や同僚の期待に応えようと
頑張りすぎてエネルギーを使い果たしてしまったりなどです

これらの原因で脳内の神経伝達機能障害が起こり
最終的にうつ病が発症するということです


初期の場合は、カウンセリングなどでストレスの原因を取り除いたり
規則正しい生活を送ることで改善することも少なくありません


「規則正しい生活」と言いますが
忙しさに追われて睡眠時間や食事時間が不規則になったり
仕事づけになったり、現実的には難しいものです
そにな不規則な生活を気にすると、それがまた新たなストレスにもなります
規則正しい生活に固執するのではなく
自分なりのリズムや生活パターンを作るようにします
起床時間や就寝時間、睡眠や食事の時間、適度な休養、運動を取り入れるのです
それが多少不規則なものでも、その人の生活リズムに合ってすることが大切です





うつ病になりやすい性格とはどのような人でしょうか


まじめな人

正直で几帳面、正義感が強いタイプ
社会的には「きっちり仕事をする人」「マジメで懸命に働く人」
というふうに認識されていることが多く、非常に頑張り屋で「できる人」です
一方、人から何かを頼まれると嫌とは言えない人でもあります


人の目を気にする人

常に物事の判断基準が他人や社会にあり、神経が高ぶっているタイプです
自分を批判的に見ていることが多く、常にストレスを感じています


物事にこだわりすぎる頑固者

自分のやり方を通さないと気がすまない頑固な性格で
何事にもこだわり、何事にも柔軟性が無いタイプです
このような性格の人は上手くいっているときはいいのですが
ひとつの失敗を受け流せずに何時までも執着してしまい
それが原因でうつ病を発症することがあります



また、ストレスを受けやすいタイプという人も居ます


強迫性格

なんでも几帳面にしなければ気のすまない完璧主義者


過剰反応しやすいタイプ

人目が気になり、悩みを抱え込みやすい性格


執着性格

物事にこだわりやすぎる面があり、頑固で融通がきかないタイプ


タイプA性格

せっかち・そわそわするなど、競争心が強く負けず嫌いな性格



うつ病になりやすいタイプやストレスを受けやすいタイプ
どちらにしても、気持ちのONとOFFの切り替えが苦手です
たとえば、仕事とプライベートを切り替えや
常に100%全力で取り組む為に自分の持っている力を超えてしまい
オーバーヒートした状態となります
また、うつ病になっても病気を認めたがらなかったり
あるいは「病気なんて気の持ちよう、もっと頑張らなきゃ」と思い込み
さらに悪化へと進めてしまうのです


うつ病と言うと「精神の弱い人」と言うイメージで見られ
また、心の病気は外見では分かりづらいため「怠けているだけ」と言う印象を
受ける人が多いようですが
それは間違った認識であり、「人一倍マジメ」であったり
ちょっと他の人と比べると「不器用」な性格なために
周囲との対人関係や環境に適応しにくくストレスを感じやすいと言えます



| 精神医学・心理学 | 22:09 | - | trackbacks(0) | pookmark |
カウンセラーの役割

カウンセリング法はフロイトやユングなど様々な人物により
現在まで臨床され進化し行われてきました

カウンセラーは、各種関係団体が認定するカウンセリング資格した者です

メンタルケア心理士、臨床心理士、精神保健福祉士、
心理カウンセラーなどと呼ばれます
国家試験を受けて医師免許を取得した医師とは異なり
クライアントを診断して治療を行うことはできません
クライアントとの対話やカウンセリング技法の中で
その人の成長に手を貸すのが仕事になります


しかし、重度のうつ病・双極性障害・神経症などを患っている方には
カウンセリング技法自体が重荷になる場合があります
行動や思考が切れて、考える力すら減退している状態で
ストレスや悩みの原因について聞き出そうとしても
その行為がかえって、患者のストレス、大きな負担となって
逆効果となる場合があります
その場合、十分な休養と同時に抗うつ薬などの服用が必要となります
特に、内因性による統合失調症やうつ病・双極性障害などは
脳内神経伝達物質による症状だと言うことが分かっていますので
抗うつ薬により症状を緩和することが最優先となります

通常、うつ病の治療には、中等度以上の場合で3ヶ月〜1年と言われ
薬の服用は、再発予防を視野に入れた場合1年〜2年の服用することが普通です

薬には現在、副作用の少ない4環系抗うつ薬まで開発されていますが
吐き気が出ることが多いなど、さまざまな副作用があります
副作用は、うつ症状の改善効果が現れる前に現れることが多い為
「症状が治るまで耐えるのみ」と言った場合もあります
治るまでの不安や焦り、絶望感を感じ治療に対して否定的になっている方や
抗うつ薬の服用に対して懐疑的になっている患者に対しては
誤解や偏見、抵抗を解き、適切な治療を受け入れられるよう
カウンセラーや医師により対話を行うのも仕事の一つと言えます



生活環境や会社、社会環境におけるストレスによる精神疾患の場合
もし症状が緩和されたとしても、ストレス因子がそのままだとしたら
なかなか治療に結びつくことは難しくなります

カウンセラーはクライアントが休養や薬の服用により症状が緩和されてから
あるいは、軽症の症状を悪化させない為に様々なカウンセリング技法により
クライアントとの対話を重ねて問題の解消を図ろうとするものです
(軽症の症状でも抗うつ薬が必要か医師と相談しながら対応が必要な場合もある)

カウンセリングは、抑圧されている患者の心を開き
問題点を引き出して解決できるように誘導するのが目的で
カウンセラーはクライアントが自ら問題解決できるように
サポートする仕事であることを認識しましょう

カウンセリングは、人生相談や悩み相談ではありません
カウンセラーはクライアントに何かを指示したり
クライアントに代わって問題に答えを出したりすることはありません

カウンセリンング技法の基本である傾聴では
患者の不安や抱えている葛藤などを会話の中から明らかにして
それまで周囲から理解してもらえなかった身体症状や悩み
とらえどころのない不安感のようなものを話しているうちに
原因が見えてきたり、今まで人に相談できなかったことを誰かに話すことで
症状がかなり軽くなる場合もあります
また、話すことにより良い解決策が生まれる場合もあります

このプロセスの中で、時に問題点に深く踏み込んだり
心の奥底にしまい込んでいる傷に触れることもあり
クライアント自身が不快な思いを強いられることがあります
しかし、そのようなところにこそ、原因の核があるのです
クライアント自身が原因となっているものに気づき
病気との関連を理解できるようになれば症状の改善となります
そして、心が癒されることで、再発を繰り返すこともなくなっていくでしょう



カウンセリングは、おもに総合病院や大学医院などの医療施設
カウンセリングだけを行う施設などがあります
これらの施設では医師と連携しながら、カウンセラーが行います
専属のカウンセラーが居る病院では健康保険がきく場合がありまが
しかし、専属のカウンセラーが居る病院は少ないのが現状であり
カウンセリング専門の施設を活用している方が多いようです
カウンセリング専門の施設は健康保険は利用できないため費用が割高です


| 精神医学・心理学 | 22:00 | - | trackbacks(0) | pookmark |
ストレスとうつ症状


ストレスとは、もともと物理学で使われる言葉で
物体に外部から力を加えたとき、物体に起きる歪のことです
ストレスの原因は「ストレッサー」と呼ばれ、以下の4つに分けられます


物理的ストレッサー
音による刺激、雑音による刺激など

科学的ストレッサー
酸素の不足や過剰、薬害、栄養不足など

物理的ストレッサー
病原菌の侵入など

精神的ストレッサー
人間関係のトラブル、精神的苦痛、怒りや悲しみ、緊張など

普段「ストレス」と呼んでいるものの多くは
「物理的ストレッサー」や「精神的ストレッサー」によるストレスです



ストレスとは、原因となるストレッサーという部分からの刺激により
体が受ける生理的な歪と、その結果による体の防衛反応を意味します

ストレッサーとなる刺激を受けると、心身になんらかの負荷が掛かります
それが、時には良い緊張感をもたらす場合がありますが
不快な負担となる場合もあります

その状態が長く続くと、ストレスに抵抗できなくなり
異常な反応をおこすこととなります

ストレスの原因になるストレッサーは
仕事のプレッシャーや人間関係のトラブルなど
不快なものや悩みばかりだけではなく
入社や入学、引越しなどの生活環境の変化、季節や天候、気温などの物理的な物
これらも刺激となります


身体的ストレス
病気、怪我、睡眠不足、栄養不足、不規則な生活、身体疲労など

精神的ストレス
制約や強制などに対する精神的負担、健康や将来に対する不安
恐怖、失敗、挫折、怒り、家族への不安など

社会的ストレス
仕事(就職、転勤、昇進、左遷、転職、失業、退職、残業、就業時間、接待など)
学業(入学、進学、転校、退学、卒業、成績不振など)

人間関係のストレス
つき合い、他人とのトラブルなど

物理的ストレス
温熱、寒冷、高気圧、低気圧など

環境的ストレス
騒音、公害、災害、照明、空気汚染、細菌やウイルス感染など


これらのほかにも数えれば枚挙に暇が無いほど
ストレスの無い社会などは存在しません
幼い子供からお年寄りまで、誰もが様々なストレスにさらされて生活しています

しかし、全ての人がうつ病や不安障害などになるわけではありません
それは、その人を取り巻く外的要因や、その人自身のうちにある要因が
複雑に絡み合っているからです

外的要因には、職場や生活環境、家族関係、対人関係、生活のリズム
季節の変化や地震などの災害があげられます
雑音や気圧、気候など、五感を刺激するものもここに含まれます

内因的には、体質や性格、物事の考え方や受け止め方、病気などが上げられます

こうした外的要因や内的要因に対する反応は
人によってまったく違うものなので、心身へのストレス度も異なります
ただし、どんなストレスでも受け止める側の許容範囲を超えると
人は健康を害するようになることは共通しています

また、原因はひとつと言うことは無く
外的要因と内的要因とが複雑に組み合わさり、絡み合っていて
専門医でも判断が難しいものなのです
さらに、ストレス反応は人により異なり
大きなストレス刺激を受けても動じない人も居れば
ほんの些細なことでクヨクヨと悩んでしまう人も居て
とてもやっかいなものなのです

その人のを取り巻く社会環境や日常生活、仕事内容、ものの考え方
受け止め方、性格、家族関係、友人関係など
さまざまなデーターを分析し
さらにその人のストレスに対する反応も考慮する必要があり
まさに、根気と時間のかかる作業といえます





DSM−10によるうつ病や双極性障害は
内因性精神障害に分類されています

内因性精神障害
原因はまだ分からないけれども、脳の機能障害(神経伝達経路の異常など)と
考えられているもの。または遺伝などの要因
精神疾患、精神障害の中核となるものである
(うつ病、双極性障害は「気分障害」と分類され精神障害とは区別される)

うつ病や双極性障害と、それ以外の抑うつ気分は区別され神経症として扱われる

神経症とは、心因を要因とし不安障害、パニック障害などが該当する
(自律神経失調症は大きく分けて考えると、神経症の仲間として考えられる)



抑うつ症状として、身体疾患により現れる場合も多い

腎不全、肝炎、脳卒中、パーキンソン病、認知症、糖尿病、クッシング症候群
更年期障害、甲状腺機能低下症、癌、梅毒など

これらは
外因性精神障害、器質性精神障害、症状性精神障害、中毒性精神障害
と呼ばれる
病気や薬などの副作用により抑うつ症状やうつ症状に似た症状が現れる


| 精神医学・心理学 | 21:02 | - | trackbacks(0) | pookmark |
ホルモン及び神経系について


内分泌系は内分泌器官を中心とした器官で
内分泌腺から内分泌、ホルモンなどの化学物質を作り出し
導管を介さず直接に血管、またはリンパ管にその物質を分泌する器官のこと

内分泌、ホルモンが体内を循環する場合に微量でも特異な生理作用を持ち
ある器官、または組織の機能に影響を与える

ホルモンは欠乏・過剰によって特有の症状が現れる生体内で産生される物質
これは、ビタミンのように体内から摂取し作用するものとは区別される

内分泌を営む器官は、甲状腺、視床下部、松果体、副腎、胸腺
ランゲルハンス島、精巣、卵巣などがある



視床下部
間脳にある自律神経系、内分泌系の中枢となる器官で
脳下垂体に働きかけるホルモンを分泌している

脳下垂体
視床下部の真下に位置しており、前葉と後葉とからになる
それぞれ違うホルモンを分泌している

甲状腺
喉にある内分泌線で代謝をコントロールするホルモンを分泌している

副腎
腎臓の上にある内分泌腺で、外側の副腎皮質と内側にある副腎髄質に別れ
それぞれ違うホルモンを分泌する

性腺
男性は精巣、女性は卵巣から違ったホルモンが分泌される
両者ともに思春期になると、視床下部から分泌される黄体形成ホルモンや
放出ホルモンが脳下垂体を刺激し、性腺刺激ホルモンを促す


ホルモンの過剰と不足を体内では調整するようになっている
これを「フィードバック」という

足りない分を補う、過剰を抑制するの2つのフィードバックによって
体内のホメオスタシスが保たれている



神経系は大別すると「脳脊髄神経系」と「自律神経系」に分けることができる
脳脊髄神経系は更に「中核神経系」と「末梢神経」に分けることができ
中核神経は「脳」と「脊髄」に
末梢神経は「脳神経」と「脊髄神経」に
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」にわけられる


神経細胞は、外から来た刺激に応じて興奮し
この興奮をほかの神経細胞・筋綿維・腺細胞に伝え刺激する
この興奮が末端までくるとアセチルコリンなどの神経伝達物質が分泌され
この物質により他の神経細胞を刺激して興奮が伝わっていく


中枢神経
脳と脊髄から構成されており、神経の中心となる部分

末梢神経
全身に分布している末梢神経を介して全身の細胞を支配、調整している
末梢神経の神経線維はその機能によって「知覚」と「運動」に分けられる
また、「知覚神経」「運動神経」その両方が混じった「混合神経」に分類される
末梢神経は「脳脊髄神経」と「自律神経系」に大別される

自律神経
自律神経の支配範囲は主に内臓や脈管であり
汗腺、脂線、立毛筋も自律神経系が広がっている
この自律神経は、交感神経と副交感神経とに分類され
同じ終末器官に並んで存在している

交感神経
脊柱の両側を縦に走る交感神経幹で、頭蓋底から尾骨にまで伸びており
途中に20〜25個の幹神経節があり、これらは鎖状になっている
交感神経の神経線維は主として動脈に沿って末梢に届き内臓などの
不随意筋や腺に分布する

副交感神経
自律神経のうち、交感神経と拮抗した存在なのが副交感神経である
脳脊髄神経の中に含まれていて、心拍動を抑制し、消化器系や性機能を刺激する


神経系は、自律神経系(不随意神経系)と体神経系(随意神経系)に分類される
通常は1つの器官に両神経系が分布し
互いに反対の神経を支配してバランスを保っている
交感神経と副交感神経は2つのニューロン(神経細胞)で構成されており
細胞体・軸索・樹上突起・終末部の4つで構成される
その間に自律神経節があり、その神経伝達物質はアセチルコリンである
神経と効果組織への神経伝達物質は、交感神経系ではノルアドレナリン
副交感神経系ではアセチルコリンである
体神経系の神経筋接合部の神経伝達物質もアセチルコリンである

アセチルコリン
神経を興奮させる働きがあり、学習・記憶・レム睡眠・目覚めに
関わりあっている
アセチルコリンは、脳のほかに筋肉や心臓の神経にもある

ノルアドレナリン
神経を興奮させる神経伝達物質である
不安や恐怖を引き起こしたり、目覚め、集中力、記憶、積極性を高めたり
また痛みを感じなくするなどの働きがある
ストレスとの関係も深く、ストレスがノルアドレナリンの働きを高める



| 精神医学・心理学 | 23:18 | - | trackbacks(0) | pookmark |
自律神経失調症の分類

自律神経失調症は1960年代より使われ始めた病名であり
以前は「不定愁訴症候群」などと呼ばれいてました

病状が自律神経系に関係していることが判明し
検査で器質的異常が見られない症状に対する便宣上の総称として
使われ始めた病名です

※器質性疾患
 検査により臓器や器官に異常が認められる症状
 また、一般的な検査で異常が見つかりにくい病気を機能的疾患という



日本心身医学会では、自律神経失調症の定義として
「検査をしても、その症状を裏付ける所見が見出されず
気質的病変はないがさまざまな不定愁訴を訴える状態」としています

自律神経の働きや状態は簡単に測定できず、症状もさまざまなため
診断は難しいのですが、臓器や器官を調べても異常が見つからないのに
症状を訴えるケースを「自律神経失調症」と診断する傾向があるようです

何でも「自律神経失調症」でかたづけてしまうと
重大な病状を見逃すこともありえます、不定愁訴とされる症状が長く続く場合は
もう一度、診断してもらう必要があるかもしれません



自律神経失調症は大きく分けて4つのタイプに分けられる

本態性型
生まれつき、自律神経の調整が乱れやすいタイプ

神経症型
心理的な要因によって自律神経の機能に不調をきたし
不定愁訴の症状が現れるタイプ
神経症との境界線があいまいだが
身体的所見が強く見られる場合にあてはめられる

心身症型
日常生活のストレスが原因で、症状の現れ方や過程が様々
喜怒哀楽の感情、疲労などのストレスを無理に抑えることにより
自律神経に変調をきたす

抑うつ型
ストレスが慢性的に蓄積されることにより、うつ状態の反応をきたすと
頭痛、腹痛、不眠、食欲不振など身体症状が現れる
抑うつ気分がこれらの症状に隠れて発見されにくいと
うつに対する適切な治療がなされないことになる



また、特定の臓器や器官に限って強く現れた場合には別の病名がつけられます

偏頭痛、眩うん症(めまい)、過敏性大腸症候群、円形脱毛症
過呼吸症候群、気管支喘息、パニック障害、更年期障害などです

器質的疾患が見られない場合、これらは自律神経のバランスによる症状で
精神的なストレスや不安が要因で起こっていると考えられます


これらの症状は心身症として分類される場合があります
心身症とは、悩み、不安、不快、気がかりなどの精神的ストレスが引き起こす
身体的な症状の一つであり、精神的な問題が関与している身体疾患の病態名です
自律神経失調症をはじめ、その仲間に属する病気のほとんどが
心身症といえます


日本心身医学会における心身症の定義

「身体疾患の中で、その発症や経過に心理・社会的因子が密接に関与し
 器質的ないし機能的障害が認められる病体を言う
 ただし、神経症やうつ病など、ほかの精神障害に伴う身体症状は除く」



自律神経失調症に似た症状で器質性の病気が潜んでいる場合があります

胃がん
胸焼け、胃もたれ、胃の不快感など

食道がん
胸のつかえ、飲み込みにくさなど

脳腫瘍
頭痛、吐き気、手足のしびれ、ふらつきなど

糖尿病
喉の異常な渇き、倦怠感、かすみ目、多尿など

貧血
身体のだるさ、動悸、息切れ、微熱など

自分で「自律神経失調症だろう」と放置せずに、病院で診断をしましょう
病院で検査しても症状が続く場合は、もう一度精密検査をしてもらうことも
必要かもしれません



自律神経失調症による抑うつ気分とうつ病とはどのように違うのでしょうか


うつ病の場合、「DSM−IV」や「ICD−10」の区分は

内因性精神障害
 脳の機能障害(神経伝達経路の異常など)
 または、遺伝の要因

 原因は分からないが、脳の機能の障害によると考えられるもの
 精神障害・精神疾患の中核となるもの

心因性精神障害
 心理的なストレスが原因となって生じると考えられるもの
 また、そうなりやすい「素質」もふくまれる


と区分される
つまり、脳の神経伝達経路(もしくは、遺伝による)の障害があり
ストレスにより症状が現れたものがうつ病であり

自律神経失調症による抑うつ症や不定愁訴は
ストレスによる脳のホルモンが乱れることによる症状
または両親の体質による遺伝の症状である場合もあります
うつ病との判別は、素人では分かりにくいので
心療内科などの専門医に症状や抱えている問題を話しながら
病名や治療法を決めていく必要があります



神経症との違いは不安がキーとなります

神経症とは、不安や心配事など心理的な原因から心身の不調を訴えるもので
正式名称を「神経症性障害」といいます
以前は神経症をノイローゼとひとくくりにしていましたが
現在は細かく分類されるようになりました
パニック障害、全般性不安障害、強迫性障害などなど
精神疾患の中ではもっとも多く見られます

いずれのタイプにも共通して言えることは
強い不安や緊張が見られるのが特徴で
動悸、息苦しさ、めまい、発汗、頭痛、ふるえなどの
自律神経症状を伴います



適応障害は、神経症の分類に入る

自律神経失調症とも共通するのがストレス、生活のリズム、性格などですが
適応障害では特に生活・社会環境のストレスが重荷となり
不安、焦り、絶望感などが強く現れ、時に攻撃的な言動をとることがあります



| 精神医学・心理学 | 20:53 | - | trackbacks(0) | pookmark |
自律神経失調症と男性更年期障害



ホルモンは視床下部の下にある脳下垂体という場所から分泌されています
年齢によりホルモン分泌は減りますが、視床下部(間脳)はさらに分泌を増やそうとし
脳下垂体に命令を出し続けることにより自律神経が乱れてしまいます・・・
これが更年期障害です
(自律神経=体温調整・摂食・水分摂取・性行動など本能行動の調節をおこなう)


これに近い症状は自律神経失調症があります
自律神経失調症はストレスなどによりホルモン調整に影響した症状のひとつです


男性と女性の身体の作りは違います
毎月の排卵や月経、妊娠、出産など性周期によるホルモンの作用と
密接に関係しているからです

男性は女性にくらべると更年期の症状は少ないと考えられているため
アロマテラピーの教室でもあま扱わないようですが
男性でも最近はストレスや社会・生活環境の変化により
更年期が増えているようです


自律神経失調症ではストレスによる自律神経の乱れによる症状であり
更年期障害と同様に身体の作りから女性の方の方が多いですが
ストレスの乱れと言う観点では、必ずしも女性特有と言うわけではなく
男性にも起こりうる症状なわけです

自律神経失調症の症状と適応障害では症状が似通っています以下参照
http://hitosi-cenote.west-cities.com/?eid=1584958



男性の主な更年期症状では
精神面では、睡眠障害・イライラ・不安感・疲労感・気力の減退など
肉体面では、筋肉・筋力の低下など
脂質代謝では、体脂肪増加など
性機能では、精力(性欲)減退などが上げられるようです

ゼラニウムはホルモンの量をバランスよく出すように調整を行います
男性にとってゼラニウムは情緒不安定やストレス性の不調や
疲労感に向いています



自律神経が乱れやすい人とはどのような方でしょうか

それは、ひとつに生まれつきの性質が上げられます
乳幼児に飲んだ乳をすぐに吐き出す、下痢をしやすい、おびえてよく泣く
などの傾向が見られる方、あるいは自家中毒を起したり
環境が変わると寝つきが悪くなる、熱を出しやすい、乗り物酔いをしやすい
これらは一つの目安となります

思春期ではどうでしょうか
この次期に、立ちくらみ、めまい、動悸、頭痛、低血圧、便秘など
これらに悩まされがちな方は要注意で、女性は月経異常がある方が多いようです

そのほか、冷え性、食べても太らない、体力がなく疲れやすい
これらの方は自律神経失調症になりやすい体質といえます

また、体質は遺伝します
両親のいずれかにこれらの傾向が見られる方も要注意であります

これらに該当する方は
交感神経が緊張しやすい、副交感神経が過敏であることを自覚し
日常の生活で睡眠や食事、休養、趣味などのストレスを緩和する方法を
個人で取り入れるようにしましょう



| 精神医学・心理学 | 21:50 | - | trackbacks(0) | pookmark |
精神医学の区分

精神医学の区分として
現在、世界的に使用されているものが二つある

「DSM−IV」と「ICD−10」である

DSM−IVは米国精神医学会の「精神疾患の診断・統計マニュアル」で
ICD−10は世界保健機関(WHO)の「疾病及び関連保険問題の国際統計分類」

DSM−IVは精神疾患に関してのみ分類されており
精神科、心療内科、カウンセラーなどの判断基準として使用されており
ICD−10は全ての疾病に対して記載されている




精神医学では大きく3つの要因により区分される


ヽ暗性精神障害
 ウイルスなどによる感染や薬物・依存性のある嗜好品(煙草やお酒など)
 そして脳の外的損傷などの要因
 分類として脳器質性、身体気質性、、中毒気質がある

内因性精神障害
 脳の機能障害(神経伝達経路の異常など)
 または、遺伝の要因

心因性精神障害
 社会環境が心理的に及ぼす要因



さらに細かく区分すると


外因性精神障害
体の病気が元となって起きる精神障害

気質性精神障害
脳そのものの病気によって生じるもの
認知症が中心となるが、脳の損傷に基ずく人格変化やうつ状態など
様々な病態が含まれる

病状性精神障害
脳以外の身体病によって生じるもの
様々な身体疾患により、様々な精神障害が含まれる

中毒性精神障害
体内に薬物・毒物が入り込むことで生じるもの
アルコールや覚醒剤による精神障害が含まれる

内因性精神障害
原因は分からないが、脳の機能の障害によると考えられるもの
精神障害・精神疾患の中核となるもの

心因性精神障害
心理的なストレスが原因となって生じると考えられるもの
また、そうなりやすい「素質」もふくまれる


精神病は外因性・内因性であり
神経症は心因性と当てはめられないこともない
しかし精神障害は必ずしも上記のように枠にはめれば
疾患が定められるというわけではない
たとえば、精神病や神経症などと区別できない境界線上に分類される精神障害を
人格障害(DSM-IVではパーソナリティ障害)として分類されている

精神病とは、外因・内因を要因とする精神障害を示し
統合失調症、気分障害(うつ病・双極性障害)などが該当する
精神病は脳気質性や身体気質性などの異常による障害である
これは、先天性の遺伝も関係すると考えられている
統合失調症や気分障害そのものは感染や生まれつきというわけではないが
近親者に精神病を患った者が要る場合発症する性質を持っている可能性があると
考えられている


神経症

心因を要因とする精神障害を示し、不安障害・解離性障害などが該当する
神経性の精神障害は身体及び機能障害として現れるが
適切な治療によって病前と変わらない状態になる障害もある
精神病はその人の性格や性質、環境が大きく影響し発祥する精神障害である
そして、誰しもが発症する恐れもある



適応障害や自立神経症やパニック障害なども神経症といえるが
うつ病や双極性障害など内因性精神障害が潜んでいる場合がある
2週間以上の抑うつ気分や食欲の減退、睡眠障害、疲労感、気力減退
思考力や集中力の減退などが続く場合はカウンセラーや精神科に相談しましょう


(メンタルケア心理士(R)「精神医学基礎」より参照)


| 精神医学・心理学 | 20:27 | - | trackbacks(0) | pookmark |

CALENDAR

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>
友だち追加数
Localplace

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

RECOMMEND

ハーブティーバイブル
ハーブティーバイブル (JUGEMレビュー »)
林 真一郎,ヴィクトリア ザック

RECOMMEND

SELECTED ENTRIES

CATEGORIES

ARCHIVES

RECENT COMMENT

MOBILE

qrcode

LINKS

PROFILE

SEARCH