中医学診断法とハーブ・アロマへの応用
陰が不足すると「陰嘘」と言い、陰の力が不足している
陽が不足すると「陽嘘」と言い、陽の力が不足している
それぞれ特有の症状があり、どちらの症状が出ているかにより
大きく二つのタイプに分け治療することができる




陰     陰が不足すると陰嘘(潤いが不足し熱証が強い)と言う
      舌の色が深紅で裂紋があり苔が少なく脈が細い


陰嘘症状  のぼせ、手足のほてり、寝汗、喉の渇き、落ち着きがない
陰の効果  冷やす 鎮静 津液を補う 安眠 リラックス効果


 −ハーブ−

カモミール     安眠、不安、イライラ、気分のむら、皮膚炎

ローズヒップ    泌尿器の不調、腎気への滋養強壮

ヤロー       血液浄化、消化器系、風邪(解熱作用)、精脈瘤

セントジョーンズワート    抗欝、神経強壮、抗ウイルス、神経痛、神経炎

ラズベリー     栄養(腎臓、泌尿器の強化)、下痢、子宮疾患

ギンコー      循環(心臓、血液)器系強壮、アレルギー、喘息

リコリス      副腎強壮、アレルギー、脾・気の強壮、胃潰瘍



 ーアロマ精油(補陰)ー

ローズオットー   落ち込み 無気力 精神的疲労 血行促進
          心を鎮める、陰を補う、気の流れを良くする

フランキンセンス  胃痛 呼吸器 免疫促進
          心を鎮め免疫力を高める

ゼラニウム     利尿作用 むくみ
          気を補う、心を鎮める

イランイラン    ストレス 不安 怒り 恐怖 (高血圧)
          心を鎮める、陰を補う、気血を補う

サンダルウッド   下痢 利尿作用 膀胱炎 尿道炎 風邪 喉痛
          気血の巡りを良くし気を補う、補陰、心を鎮める





陽     陽が不足すると陽嘘(寒症が強い)と言う
      舌質が淡白で脈が沈遅


冷え以外  疲れやすい、気力がない、顔面蒼白、尿量過多、軟便
陽の効果  活性促進 刺激作用 目覚めさせる リフレッシュ


 ーハーブー

エキナセア     抗感染症、免疫系の回復、血液・腎・肝の浄化

ラベンダー     不安、緊張、頭痛、イライラ、感染症、吐き気

ローズマリー    心臓・精神強壮、脳への酸素・栄養供給

シナモン      風邪(悪寒、関節炎、リウマチ)、消化促進

フェンネル     消化器系疾患、かすみ目、体液鬱滞、腎脾強壮

シベリアンセンジング    滋養強壮、感染症・免疫機能向上、集中力向上

ジンジャー     風邪・悪寒、心臓強壮、脾・陽の強壮

ジャスミン     イライラ、緊張、神経疲労、抗うつ、疲労回復

ネトル       肝・腎への栄養源、血行促進、呼吸器の不調

ジュニパーベリー  関節炎、リウマチ、痛風、泌尿器系の感染症



 −アロマ精油(補陽)−

ローズマリー    利尿・消化促進 血行促進 (記憶力 頭痛)
          滞った気を流す、陽を補う、免疫力強化

マジョラム     胃痙攣 消化器系不調 血行促進 関節炎
          補陽、気を補う、心を鎮め免疫力を高める

ユーカリ      咳 喘息 鼻づまり 喉の痛み 鼻炎 膀胱炎
          気を補う、補陽、衛気を高める

ジュニパー     痛風 リウマチ 膀胱炎 むくみ 冷え性 
          補陽、気を補う、湿を取り除く






病気の症状が体の浅いところにあるのが「表証」
病気の症状が体の深いところにあるのが「裏証」
病気の進行は表から始まり、やがて進行すると裏に向かう
(表=皮膚・筋肉・骨・頭部・鼻などに咳や悪寒・発熱など症状が現れる
裏=臓腑などに食欲不振や吐き気・痰・高熱・口の渇き・便秘など)
病邪は体の表面の皮膚や鼻・口などから進入してくる
慢性病の場合は内臓がダメージを受けるが
これは病が裏に入って動かない状態と考える




表証    病位が体表部に存在している表証の状態
      まだ病気が体の表面にいる状態
      汗を出して体の表面から病邪を追い出す
      体が温まる精油やハーブを使って発刊をうながす


表証の状態 悪寒、発熱、発汗、頭痛、関節痛、神経痛、むくみ


 ーハーブー

ジンジャー     風邪・悪寒、心臓強壮、脾・陽の強壮

シナモン      風邪(悪寒、関節炎、リウマチ)、消化促進

ジュニパーベリー  関節炎、リウマチ、痛風、泌尿器系の感染症

エキナセア     抗感染症、免疫系の回復、血液・腎・肝の浄化

ラベンダー     頭痛、イライラ、感染症(発汗、解熱)、吐き気



 −アロマ精油−

ティートリー    喉の腫れ 咳 鼻炎 胃腸炎 心臓強壮 
          気を補う、気血の流れをよくする、衛気を高める

ゼラニウム     利尿作用 むくみ
          気を補う、心を鎮める

ローズウッド    吐き気 頭痛、免疫力強化、生殖機能、乾燥肌
          気を補う

シダーウッド    気管支炎 咳 脱毛症 静脈強壮 リンパ強壮
          気を補い免疫力を高める

クラリセージ    呼吸器系 頭痛 筋肉の凝り 関節痛 生殖機能
          気を補う、滞った気を流す





裏証    病位が内臓などの深部に存在している裏証の状態
      慢性的な疾患がある場合がある
      体の心の熱を冷ますハーブ・精油
      利尿効果のあるハーブ・精油でいらないものを外に出す


裏証の状態 口が渇く、腹痛、膨満感、便秘、下痢、排尿異常


 −ハーブ−

カモミール     膨満感、ガス、消化不良、腹痛、膀胱炎、吐き気

ローズヒップ    泌尿器の不調、腎気への滋養強壮

ヤロー       血液浄化、消化器系、風邪(解熱作用)、精脈瘤

ラズベリー     栄養(腎臓、泌尿器の強化)、下痢、子宮疾患

リコリス      消化不良、副腎強壮、脾・気の強壮、胃潰瘍



 −アロマ精油−

ジュニパー     痛風 リウマチ 膀胱炎 むくみ 冷え性 
          補陽、気を補う、湿を取り除く

サイプレス     気管支炎 喉の腫れ 呼吸不全 肌荒れ 乾燥
          気を補い、湿を取り除く、衛気を高める

ペパーミント    消化不良 胸焼け 下痢 便秘 発熱 筋肉痛 
          気の流れを改善、脾に作用し胃腸の調子を整える

サンダルウッド   下痢 利尿作用 膀胱炎 尿道炎 風邪 喉の痛
          気血の巡りを良くし気を補う、補陰、心を鎮める

マジョラム     胃痙攣 消化器系不調 血行促進 関節炎
          補陽、気を補う、心を鎮め免疫力を高める






体を冷やす作用が強ければ寒証、体を温める作用が強ければ熱証
(体温は血や津液と体を温める陽気がバランスを保っている)
基本的に寒証は体を温める治療をする
熱証は体の熱を下げる治療をする




寒証    冷えの症状が強いので、体を温める必要があります


寒証の症状 寒がり、顔面蒼白、手足の冷え、軟便、頻尿
      痰、咳、鼻水、関節のこわばり


 −ハーブ−

ジュニパーベリー  関節炎、リウマチ、痛風、泌尿器系の感染症

シナモン      風邪(悪寒、関節炎、リウマチ)、消化促進

ジンジャー     風邪・悪寒、心臓強壮、脾・陽の強壮



 −アロマ精油−

ローズマリー    利尿・消化促進 血行促進 (記憶力 頭痛)
          滞った気を流す、陽を補う、免疫力強化

マジョラム     胃痙攣 消化器系不調 血行促進 関節炎
          補陽、気を補う、心を鎮め免疫力を高める

ユーカリ      咳 喘息 鼻づまり 喉の痛み 鼻炎 膀胱炎
          気を補う、補陽、衛気を高める

ジュニパー     痛風 リウマチ 膀胱炎 むくみ 冷え性 
          補陽、気を補う、湿を取り除く

ゼラニウム     利尿作用 むくみ
          気を補う、心を鎮める

シダーウッド    気管支炎 咳 脱毛症 静脈強壮 リンパ強壮
          気を補い免疫力を高める

クラリセージ    呼吸器系 頭痛 筋肉の凝り 関節痛 生殖機能
          気を補う、滞った気を流す

ティートリー    喉の腫れ 咳 鼻炎 胃腸炎 心臓強壮 
          気を補う、気血の流れをよくする、衛気を高める





熱証    熱の症状が強く、体を冷ます必要がある


熱証の症状 暑がり、顔色が紅潮している、口が渇く
      便秘、尿が少ない、熱がある、ほてる、胸焼け


 −ハーブ−

カモミール     膨満感、ガス、消化不良、腹痛、膀胱炎、吐き気

ローズヒップ    泌尿器の不調、腎気への滋養強壮

ヤロー       血液浄化、消化器系、風邪(解熱作用)、精脈瘤

ラズベリー     栄養(腎臓、泌尿器の強化)、下痢、子宮疾患

リコリス      消化不良、副腎強壮、脾・気の強壮、胃潰瘍



 −アロマ精油−

ペパーミント    消化不良 胸焼け 下痢 便秘 発熱 筋肉痛 
          気の流れを改善、脾に作用し胃腸の調子を整える

ラベンダー     肩こりから不眠 呼吸器系 (清熱解毒 高血圧)
          気血を補う、滞った気を流す、心を鎮める






嘘証は体の抵抗力(正気)が不足し、弱い病邪にも負けて発病した状態
(嘘証は病邪の勢は弱く、症状は軽いが長引いたり慢性化する場合がある
実証は正気が十分でも病邪の勢いが強く、正気と戦う為に発症した状態
(実証は急激に重い症状が現れるが、比較的早く回復する傾向にある
インフルエンザにかかってしまった場合は実証)
嘘証の場合、体の正気を回復させることが先決になります
実証は原因となった病邪を特定し、その病邪を取り除く治療が必要




嘘証    気・血・津液が不足している体質で
      これらを補うハーブ、精油を使用
      腹壁軟弱、病気に対する抵抗力が弱い、声が小さく不透明
      トリートメントは短時間で行うよう気をつける


嘘証の症状 筋肉が弱い、胃腸が弱い、疲れやすい


 −ハーブ−

タイム        呼吸器の強化、泌尿器の炎症、腎の洗浄 

エキナセア      血液・腎臓・リンパ系・肝臓の浄化、滋養強壮

ローズヒップ     滋養強壮 消化促進

ギンコウ       血液循環、肺の健康

リコリス       脾臓の強化 気の活性化、胃腸不良

ジンジャー      消化促進 脾臓の滋養強壮

ネトル        肝臓・腎臓の滋養強壮、血行促進、呼吸器不全

ラズベリー      腎臓強化、滋養強壮、下痢、月経前症候群

ジンジャー      脾臓・心臓の健康、風邪、悪寒、手足の冷え

フェンネル      脾臓の健康、消火器系疾患(胃の不快感)



 −アロマ精油−

ゼラニウム      利尿作用 むくみ
           気を補う、心を鎮める

イランイラン     ストレス 不安 怒り 恐怖 (高血圧)
           心を鎮める、陰を補う、気血を補う

ラベンダー      肩こりから不眠 呼吸器系 清熱解毒 高血圧           気血を補う、滞った気を流す、心を鎮める

オレンジ       腹痛 消化不良 胸焼け 抗うつ
           気を補い、滞った気を流す作用がある

ティートリー     喉の腫れ 咳 鼻炎 胃腸炎 心臓強壮 
           気を補う、気血の流れをよくし衛気を高める

クラリセージ     呼吸器系 頭痛 筋肉の凝り 関節痛
           気を補う、滞った気を流す

ゼラニウム      利尿作用 むくみ
           気を補う、心を鎮める

シダーウッド     気管支炎 咳 脱毛症 静脈強壮 リンパ強壮
           気を補い免疫力を高める

ローズウッド     吐き気 頭痛、免疫力強化、生殖機能、乾燥肌
           気を補う





実証    体の機能が高まり過ぎて過剰に興奮してしまいがちな体質
      がっちり体型、声が大きく明瞭、
      体の不要なものを排泄する働きのあるハーブ・精油を使用
      強めのトリートメントを行うことでバランスを整える


実証の症状 胃腸が強い、便秘がち、腹壁に弾力性がある


 −ハーブ−

ペパーミント     鼻づまり 胸部うっ滞 気管支炎、便秘

パッションフラワー  鎮静、イライラ、抗うつ

ハイビスカス    心を落ち着かせる 食欲不振

ローズヒップ    滋養強壮 抗うつ 抗ストレス

カモミール     不眠 精神安定 消化器系の不調

ダンデライオン   消化促進 排泄 精神安定

ラベンダー     抗うつ ストレス

ペパーミント    胸部うっ滞 神経症 ストレス

レモンバーム    抗うつ 神経強壮 ストレス性疾患 消化不良



 −アロマ精油−

ジュニパー     痛風 リウマチ 膀胱炎 むくみ 冷え性 
          補陽、気を補う、湿を取り除く

グレープフルーツ  体液の循環促進 筋肉痛 抗うつ 脂肪燃焼
          滞った気を流し消化促進作用がある

サイプレス     気管支炎 喉の腫れ 呼吸不全 肌荒れ 乾燥
          気を補い、湿を取り除く、衛気を高める








体の状態、病気の診断には病因や気・血・津液の状態から判断する方法
内臓の弱点を見つける方法のほかにも「八綱弁証」と言う方法がある
これは、四つの物差しである「陰陽」「表裏」「寒熱」「虚実」を使い
病気の性質を見極めていく方法です
これらは全て対になり、証のどちらに当てはまるかをみていきます
その結果、表寒嘘証・表熱実証など、病気の全体像をつかむことができる



※上記は、ハーブやアロマ精油を選ぶ際の判断基準であり
 特定の病名を示し治療を行うものではありません
 
| 中医学・フィトセラピー | 19:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
中医学による体の働き〜メモ書き〜
気・血・津液は飲食物や呼吸から取り込んだ水穀の精微や精気から作られる
そして骨や肉を作り、内臓の働きや筋肉の働きなどのエネルギーになる



精は血に似た物質で、成長や発育など人体の機能を維持するエネルギー源
陽気(熱源)は筋肉の収縮や食事から作られ(食事を消化吸収する過程で発生
腎の働きが活発でなければならない)
体を温め、気の作用を助け生命を維持する働きがある
臓腑や体の働きを促進させる働きをもっている
陽気の作用で津液などの水分が輸送され排泄される

精には先天の精と後天の精がある
先天の精は親から受け継がれたもの、さらに次への世代へと受け継がれる

腎に蓄えられていて、腎精となる
腎精には体を成長させ、月経をおこしたり、精子の生産を盛んにしたりと
生殖能力を高める作用がある

後天の精は脾と胃で食べ物から作られ
生命活動を支えるエネルギー源となる



五臓 肝・心・脾・肺・腎 で 陰
六腑 胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦 で陽
となる



人体を構成する物質は
気と陽気は「陽」に
血・津液・精は「陰」に
分けられる



体を構成する気
宗気・・・推道作用が高い
営気・・・栄養に富み
衛気・・・病邪への抵抗作用が高い
元気・・・成長を促進し、活力を旺盛にする

気は人体を構成し、生命活動を支える物質です
そのため、気がトラブルを起こすと、さまざまな病気の原因となる
気は血が作られ、体中を巡る為に必要不可欠なもの
水穀の精微から血を精成するには気の作用が原動力になっている




血の原料は脾で飲食物を消化して生成される水穀の精微(栄養分)です
脾で生成された血は、心の働きで五臓六腑から皮膚にいたるまで
全身に送られ続ける

血は気とともに精神活動を支える基本物質であり
気・血が十分にあることで、意識がはっきりし精神が安定する



津液とは血以外の全ての体液のことで
水穀の精微が、脾で気化されてできたもの
脾でできた津液は、脾と肺と肝臓の働きで
三焦を通路として全身に送られ、体の各部を潤している
津液は関節内や骨髄にも入っていって、関節の動きを滑らかにしたり
骨髄や脳髄を潤したりする働きもある

津液は血を生成する際に原料となる役割もある
体の各部で利用され不要になった津液は腎に送られ、膀胱から尿になる
| 中医学・フィトセラピー | 18:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
五行からみたハーブ
五行(中医学思想)からみた
ハーブやアロマ精油を区分化してみました



肝・胆・目 酸味 寒 怒

ビルべリー
ハイビスカス、ローズヒップ、ラズベリー、レモンバーム

スイートオレンジ、カモミールローマン、カモミールジャーマン
ベルガモット、グレープフルーツ


心・小腸・舌 苦 涼 喜

カモミール、パッションフラワー、レモングラス、レモンバーム
セントジョーンズワート、ダンデライオン、ヤロー

マリーゴールド、ラベンダー、ペパーミント
オレンジピール、セージ、ギンコー、タイム、リコリス

ローズオット、イランイラン、ラベンダー
ネロリ
ローズマリー


脾・胃・口 甘 平 思

ローズヒップ、ギンコー、リコリス(カンゾウ)、ウルフベリー(クコ)
オレンジピール、カモミール、マリーゴールド
フェンネル、シベリアンセンジング

ネトル、ペパーミント、リンデン、ローズ、ローズマリー、シナモン
ダンデライオン、ラズベリー、ジンジャー、ジャスミン、ヤロー

フランキンセンス、サンダルウッド、フェンネル、レモン
マージョラム、ペパーミント


肺、大腸、鼻 辛 温 悲

ジャスミン、ローズマリー、セージ、シベリアンセンジング、タイム
オレンジピール、ペパーミント、ラベンダー、フェンネル
エキナセア、マリーゴールド、レモングラス、シナモン

ユーカリ、ティートリー
サイプレス、クラリセージ


腎・膀胱・耳 鹹 熱 恐

ジュニパーベリー
エキナセア、ネトル、マリーゴールド
ダンデライオン、ペパーミント

ジュニパーベリー
ゼラニウム、ローズウッド





は味と熱の性質が重なっている
は味が複数存在する

酸=筋肉を引き締め、汗や尿など、身体から排出されるものの量を
  抑える収れん作用があります。多汗や頻尿、下痢、鼻水が止まらないときに
苦=余分な水分を排出する働きがあり、高熱や便秘、胃もたれに有効
  体内の熱を冷ましたり、炎症を沈める作用がある
甘=滋養強壮作用や、痛みを和らげる働きがあり、疲労や胃の痛みがある時に
  緊張を援めたり、水分代謝作用がある
辛=身体を温めて滞っているものを発散させる働きがあります
  風邪の初期や食欲不振などに効果を発揮します
鹹=硬いものをやわらかくしたり、排泄を促す作用がある
  便秘や肩こりなどに有効


複数に渡って名前が出てくるハーブもありますが
これは、現代医学で使用する薬は単一的な作用しかないが
ハーブや漢方、自然食品は複数の働きがあるからです
例えばペパーミントでは冷やす作用もあると同時に暖める作用があるなど
| 中医学・フィトセラピー | 20:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
緊急企画?!〜植物療法から見たインフルエンザ対策〜
中医学では病気の原因を「外感」と「内傷」の二つに分けます

外感は六淫、外傷、寄生虫など外部から体を傷害すること
内傷は七情、飲食不摂生、労逸などの体内から異常を起こすこと

根本的な原因は気候の変化、感情の乱れ、食事の不摂生、過度の労働などから
起こります


六淫は風邪(ふうじゃ)、寒邪、湿邪、暑邪、火邪(熱邪)、燥邪と
火邪以外は気候の変化と結びつき現れる外邪(ウイルス)を表します
火邪(熱邪)は年間を通して現れ、全ての病邪がうっ積して熱として現れます


外邪は鼻、口、皮膚から進入しますが
本来、体内に入った外邪と戦う力を備わっていますが
感情の乱れ、食事の不摂生、過度の労働などで抵抗力が低下すると
外邪からの勢いに負けてしまいます





西洋(現代)医学では臓腑を一つひとつの固体としてみるが
中医学では身体全体をひとつの有機体と捉えた
臓腑はそれぞれ単独で機能しているのではなく
相互作用により助け合って働いている
ある一つの臓腑の働きが悪くなると、関連する別の臓腑の調子も悪くなる
この五臓六腑の全体のバランスを保つ働きをするのが「気」である

気のほかに身体のバランスを保つのに必要なのが「血」と「津液」だ
気・血・津液は人体を作ったり、活動させたりするための
基礎的な物質とされている
これらが不足したり、あるいは代謝が悪かったりすると
病気になりやすくなります
気・血・津液は植物の栄養分である「水穀の精微」と
自然界にながれる「気(空気)」を基に作られ
人体の生理活動を推進します

〜前日記「東洋五術〜相互される中国思想」より〜





オススメのハーブティー


ギンコー

ギンコーは循環器系に大変すぐれた働きをもたらしてくれます
最小の細胞から、毛細血管、動脈、静脈、骨、筋肉、器官、皮膚
身体における全てのプロセスで血液循環によって
栄養(気血津液)がもたらされます


タイム

感染性の病中病後はもちろん抵抗力(自然治癒力)をつける為に
とても優れたハーブです
抗ウイルス作用、抗真菌作用、抗菌作用、抗生作用の他に
消毒作用も兼ね備えていますので空気清浄にも利用できます
ポットの沸騰した湯にタイムを入れて蓋をせずにストーブの上において置けば
消毒作用を持った蒸気が空気を綺麗にしてくれます
また、アロマ精油でもありますのでアロマディヒューザに精油を入れて
利用することもできます


ラベンダー

ラベンダーティーは解熱作用や体内の解毒作用をもち
発汗を促して毒素を排出します
抗菌作用があり、突然の発熱時に病院へ行くまでの
地に足をつけて対処する方法です
タイムと同様にポットにハーブをティーバッグに入れ
ストーブの上において置けば強力な抗菌作用で空気を浄化し
芳香が気分を引き立たせます


リンデン

発刊作用があり初期の風邪やインフルエンザ、喉の炎症や咳、鼻づまり
などの症状に
また、不眠や精神的に不安定な時にラベンダーとブレンドして使います
無理強いさせず、緊張した神経を優しく落ち着かせてくれる働きがある
内傷である七情(感情の乱れ)や過度の労働などで弱まっている身体を
精神的に癒し免疫力を付けてくれます


エキナセア

このハーブは風邪やインフルエンザなどの感染症に
非常に優れた力を発揮してくれることで有名なハーブの一つです
バクテリア、ウイルス、真菌、病原菌などの侵入者と戦い
血管、腎臓、リンパ系、肝臓を浄化し、健康な細胞を腐敗から守ります
病気を予防するために細胞レベルで作用するのです


エルダーフラワー

エルダーは風邪やインフルエンザの治療薬としての長い歴史があります
溜め込まれた粘膜を熱いティーが押し流し
呼吸器の気道を綺麗にするのを助けます

※ギンコーとラベンダーはティーバッグに入れたものを二つ作り
 一分間ティーバッグを浸してから、ティーバッグも一緒に
 湯船に注げば薬草風呂としても有効なインフルエンザ対策になります
 (ハブティーを飲んだ後に湯船に入れても良いです)

以上、ハーブを利用する際は
アレルギーがある方、処方箋や常備薬がある方、妊娠・授乳中の方など
一部、利用を避けたほうが良いハーブもありますので
医師や薬剤師の方とご相談の上でご利用ください
| 中医学・フィトセラピー | 20:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
感情の働きと身体的病気
心の病にはいろいろな理由が考えられる
大きく分けて精神障害、精神病の二つで


精神障害は
神経症、パーソナリティ障害、心身症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)
解離性同一障害など

精神病は
統合失調症、気分障害(うつ病、躁うつ病(双極性障害)季節性気分障害)
器質性精神病など


精神障害は「精神の牋枉鎰瓩筬猜个雖瓩鯀躱里垢觜い概念」であり
精神障害に含まれるが、精神病ではない

さらに精神病には二つに分類される
一つはアルコールや薬物中毒、脳障害などの明確な外因的・身体的な原因で
起こるもので器質性精神病などが該当する
もう一つは遺伝的原因が考えられているが現在はまだ身体的原因が不明
基本的には、精神病の発生には身体的、生物学的要因が深くかかわるとされる


以上、心の病につていだが
当然ストレス性(外的原因)も含まれる

以前にも述べたが
中医学には七情と言うものがある
ここでもう一度おさらいしておこう

七情とは

怒り

憂と悲
恐れ


の七つである
感情は内臓にも深くかかわりあい機能しあっている
例えば、怒り(「頭にきた」「カッカする」など)の感情は肝に働きます
喜と心、怒と肝、思と脾、憂や悲と肺、恐や驚と腎
各感情は度を越したり、長期に及ぶと病気の原因となります
どの感情も一様に病気の原因になるわけではないですが
特に気をつけなければいけない、病気を引き起こしやすい感情は怒と思です
怒にはストレスや緊張などが含まれ、思には悩みなどが含まれるからです
これらの感情はストレスを増やし心の病へと繋がり身体にもおよびます
バッチフラワーでは病気が表面化した時点で
感情がひどく働き、逆に病気の治りを遅くしていると考えます
その為、ひどく表面化した感情を落ち着かせ病気を治そう
あるいは、病気になる前に表面化している感情を落ち着かせ
治療に役立てようという考えがあります

以上のことから、心理カウンセラーは心の病や心理学以外にも
解剖生理学も学ぶ必要があります
また、メディカルハーブコーディネーターやアロマセラピーを学ぶ者も
心の働きと解剖生理学を学ぶ必要があります


僕は、これらの代替医療(アロマセラピー、ハーブ、バッチフラワー)を
身体を治す為ではなく、その前段階である感情の働き(ストレス)の時点で
利用することが重要であると考えています
| 中医学・フィトセラピー | 22:42 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |

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