30代から感じる体質の変化と体調の異変 〜中医学から見る食生活〜
 

養命酒のアンケートによると
30代の80%近くの男女が体質の変化や体調の異変を感じているといいます

実際にどの様な症状が多いのか


 ー女性ー

疲れやすい93.4%、疲れが取れない87.7%、肩こり腰痛89.5%
肌が荒れる83.4%、手足などの冷え性78.1%


 ー男性ー

疲れやすい91.8%、体力が落ちた91.5%、なかなか疲れが取れない85.5%
何となく体調が優れない81.2%、目覚めが悪い66.1%、胃腸の調子が悪い57.6%


多くの症状はストレスと係わりがあると考えられますが
身体的な症状や目に見える症状を治すことに意識が向けられ
ストレスとの関わりにはあまり意識されないようです



現代医学では脳から流れる神経情報が様々な身体のコントロールを行っていると考えます
中医学ではこの神経情報の流れを「気」の流れとして捉えています

「やる気が出ない」「なかなか行動に出せない」などの気力不足は
気の流れが不足していると考えられます


ストレス性の症状は周りの環境(適応障害)の他にも
食生活や過度のタバコ・お酒などの生活習慣が正気(自然治癒力)を低下させ
ストレスを生む原因となっています


中医学の視点から見ると
外部からの情報や刺激は「心」に集められ情報処理が行われます
そして、様々な感情や情動からストレスへと変化します

過度の飲酒やタバコや、食生活の乱れ、過度のSEXなど快楽の追求は
生理メカニズムや精神活動全般を司る「心」の機能を低下させ
血管系の疾患、精神疾患を招くことになります


ストレスから身を守る中心的な働きは「肝」であり
ストレスにより「肝」が疲れると「心」にまで影響が及び
循環器系の症状として動悸、息切れ、血の停滞による冷え性などの症状
不眠、不安感と言った心理的な不調や自律神経の失調として表れます

現代医学ではセロトニンは脳内のバランス調整を行う働きをしているとされています
「肝」の働きはセロトニン神経の作用に当てはめることが出来るといえます

怒りの感情は「肝」の機能低下につながり
「肝」の働きが低下してくると、ささいなことでもカッとなったるといった
心理面での変化が生じてきます


イライラする環境の中で生活を送っていると
タバコやお酒が増える、脂っこい食事や刺激の強い食事が増えるなど
食生活に変化が現れてきます
これらは「脾」の機能低下につながり、ストレス耐性が低下するマイナス要因となります

冷飲食の取りすぎは身体を冷やし、気・血の流れが停滞し痛みとなります
これらの症状は肩こりや自律神経の働きにも影響を及ぼすことがあるので注意が必要です

ストレス環境の中での肩こり、肩こりが原因でイライラ感が積もって
更にお酒やタバコ、脂っこい物や刺激物の飲食のマイナス・スパイラルに陥っている場合は
食べ物を中心としたライフスタイルの改善を心がけてみてください

ストレスを感じている人の五感は健康な人より鈍っているケースが多く
そのため、より強いものを好むようになるとも言われています

食欲が無い、食事をした後に胃もたれ感がある
身体が何時もダルイ感じでスッキリせず体力が低下してきている
この様な体調の変化は「脾」の機能低下が考えられます



 ー 素問 挙痛論より ー

気が上がると「怒り」
気が緩むと「喜び」
気が消えると「悲しみ」
気が下がると「恐れ」
気が乱れると「驚き」
気が結ぶと「思い」

怒りの感情のときには「気」が頭に登り
恐れや不安を感じると「気」が下に向かう



| 中医学・フィトセラピー | 11:30 | - | trackbacks(0) | pookmark |
腎・胃の冷えからくる便秘解消法
もう八月も終わりですねぇ

夏ももう終わり・・・
と思ったら、9月一杯まで残暑が残るようです
10月も平年より気温が高いとか(*´д`*)

毎年、お盆が過ぎると「夏も終わりだなぁ」って切なくなりますが
今年の夏は、まだまだ続きそうです


こう暑いと、ついつい冷たいものが欲しくなりますね

僕も、お盆過ぎに熱中症になって
身体を冷やそうと冷たいものばかり飲み食いしていたら
やめられなくなって、先週は便通が悪くなってしまいました
出ても水状態・・・汚いなゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ



冷たいものを食べ過ぎると内臓が冷え、蠕動運動が鈍り便秘ぎみになります
また、冷たいものばかり食べたりクーラーが効き過ぎている場所にばかりいると
外(皮膚)と中(内臓)、両方から冷やされ食べたものが消費されにくくなり
便秘がちになりますが

これらは「温熱」や「補陽」など腎を温める食べ物を取ることが大切です


アロマテラピーでは、ジンジャー、ジュニパー、シナモンなどの
エッセンシャルオイルを利用してトリートメントを行います
これらは、水分調整も行う作用がありますので浮腫(むくみ)などにも効果的

ハーブティーでも同様の物やホーソーンなどが良いでしょう
内臓の冷えの場合は、ハーブティーにより内から温めるようにするのが
特にオススメです

便秘の解消には普段から適度な運動をおこなうことで解消することができます
便秘が何週間も続くと、体内に毒素が回り浮腫や口臭などの症状も
現れる場合がありますので、その場合はアロマトリートメントを利用します
(アロマトリートメントは医療行為ではありませんので
なかなか症状が改善されない場合はお医者様に相談するようにしましょう)



水分を余分に取りすぎると痰湿という症状が現れる場合もありますので
アロマテラピーとハーブは症状により使い分けることが大切です

| 中医学・フィトセラピー | 13:40 | - | trackbacks(0) | pookmark |
中医学から見た、梅雨と夏バテを乗りきる方法


西洋医学的に言うウイルス性の風邪のことを
中医学では「湿邪」と言う


湿邪 土用 脾 胃 口 肌 肉

大便・小便がすっきりでない、胸のつかえ、むくみ
手足・全身がだるい、関節が重く痛い
(梅雨時期、初秋のタイフーン時期にかかりやすい)

主に身体の下部に現れる

経絡や内臓をつまらせる、足のむくみなど。。。



また、梅雨独特の湿気の多い毎日が続くことで体力の低下や
水分・冷たいものを取りすぎることにより脾による症状が出やすくなります

脾は湿気を嫌い燥を好むと言われており
上記の表のように脾は胃(口、肌、肉など)と係わり合う
つまり、湿気により胃腸にも症状が出やすくなるほか
脾は五神の中で「意」を蔵し、思考・集中・学習・記憶と言った
精神活動を司り、脾陽・脾気が不足すると集中力が欠け、考えが纏らなくなる



夏バテの主な原因も脾にあります

外気の熱により体内の熱のバランスが崩れることにより
脾の機能が低下します

脾は食物の消化吸収や水分代謝を担当しているのですが
湿気と冷えに弱いという特徴もあります
脾の機能が低下することにより水分代謝がにぶくなり
倦怠感、だるさ、下痢などの症状を引き起こします
代謝されない水分は、熱を吸収し身体に熱をためていきます
そのため、さらに冷たいものを多く摂取しようとすることで
悪循環となり夏バテとなります

冷房のきいた室内にずっと居たり、冷房のきいた室内と外の往復なども
夏バテの原因となりやすくなります



アロマテラピーでは

ペパーミント・・・冷却作用や消化不良、下痢など消化器系の症状にも
パチュリ・・・・・漢方では藿香(かっこう)として用いられ湿を取り除く
         高温多湿時期の食欲不振や吐き気、頭痛、下痢、便秘など
サンダルウッド・・胃腸を温め水分代謝を改善する

などの精油が適している、トリートメントオイルもよいが
この時期の湿気を考えると、ベビーパウダー大さじ3杯に精油5滴ほどを目安に
作り置きしておくとよいと思います



食養生

苦味や酸味がある食材を選択し、余分な熱と水を発散させる
酢の物、豆腐、セロリ、緑豆、苦瓜、スイカ、キウイフルーツ、梨など



ハーブ
ペパーミント、オレンジピール、フェンネル、ハイビスカス、ローズヒップ
レモンバーム、レモングラス、ラベンダーなど


| 中医学・フィトセラピー | 20:07 | - | trackbacks(0) | pookmark |
皮質とホルモン〜抜け毛は腎から〜



中医学では頭髪と関わがあると考える
「黄帝内経」では

「腎は休止状態にあり、封じ込められているものに命を吹き込む
腎は貯蔵をつかさどる臓であり、分泌機能が委ねられる場所である
腎は頭髪と関わり、また骨に影響を及ぼす」と説明します



皮膚は通常、簡単に物質を通過させません
しかし、精油成分は非常に小さな分子構造をしており
親油性なので容易に皮膚に浸透します
皮膚内に浸透し真皮にある末梢血管やリンパ管に入り体内を循環します

浸透した精油成分は皮膚内で保湿成分を補ったり
引き締めるなどの働きをします


高価な化粧品などを使用していても
真皮までに浸透せず表皮までしか保護できなければ
保湿やたるみ効果は期待できません
また、紫外線を浴びた皮膚は真皮や皮下組織からシミの原因となります



末梢血管やリンパ管から入った精油成分は
最終的に肝臓で分解され、ほとんどは腎臓で濾過され尿中へと排泄されます
そのほかにも汗・呼気・便の中にも排泄されますが
その途中、全身に巡る過程で各臓器や筋肉などに作用するのです


精油の中には、ホルモンの分泌を調整する作用を持つものもあります
この作用には2つのルートがあり、嗅覚刺激による視床下部・下垂体系の調節
もうひとつは、精油成分とホルモンの構造が似ていることによる作用です


ホルモンの作用は全身に広く作用し
骨からのカルシウムの溶け出しを抑えて骨を強くし
血中コレステロールの増加を防いで動脈硬化を抑制したり
皮膚や粘膜のコラーゲン生産を促進して皮膚の弾力や潤いを守るなど
その作用の多くは身体を守る大切な働きをしています

さまざまなホルモン分泌は、脳の奥深くにある下垂体という器官からの
命令によって支配されており、身体の機能調整を司っています
ホルモンの分泌はストレスや心の変化にとても影響されやすくなっています



腎は老化とも関係が深く
腎の機能が衰えると年齢に関わらず抜け毛や白髪が多くなり
シミやシワが増えたりします

腎のエネルギーが不足してくると
水分や老廃物の代謝が悪くなり、体温のコントロールがきかなくなり
手足がほてるなどの症状が出てきます
逆に、身体を温める機能が弱って冷えや下痢になることも多くなります

泌尿器系との関連が深く
勢力減退や不妊、更年期障害など
生殖器のトラブルやホルモン異常、利尿異常なども起こりやすくなります




腎に作用する精油


イランイラン   涼性、帰経・心・腎、補陰、気血を促す 

サイプレス    涼性、帰経・肺・腎、気を補う、衛気を高める

サンダルウッド  涼〜温性、帰経・腎・心・脾、気血を促す、補陰

ジャスミン    平性、帰経・心・腎、心(神)を鎮める

ジュニパー    熱性、帰経・腎、補陽、気を補う

ジンジャー    熱性、帰経・腎・心・脾・肺、気を補う、補陽

ゼラニウム    温性、帰経・腎・心、気を補う、心(神)を鎮める

タイムリナロール 熱性、帰経・腎・肺、

ベチパー     涼性、帰経・腎、補陰

ローズオットー  涼性、帰経・心・腎、気血を促す、補陰

ローズウッド   涼性、帰経・腎・肝・心、気を補う



使用の方法としては
植物性オイルに精油を混ぜて、頭皮のマッサージをしたり
手作りシャンプーで頭皮を洗うように使用します

手作りシャンプーは無香料の物を
アロマテラピーショップなどで販売しているものがお勧めです



| 中医学・フィトセラピー | 23:17 | - | trackbacks(0) | pookmark |
健康に歳をとる方法
中医学では腎は精気を貯蔵する働きがあります



精気は人体の機能を維持する為のエネルギー源で
両親から受け継がれた先天の精気は腎に蓄えられます

一方、飲食から作られる後天の精気は五臓六腑に供給されますが
あまった精気が腎に運ばれます

この腎の精気は、成長と発育に関わっていて
腎の精気が十分にあれば骨や歯、髪の毛などが順調に発育します

腎の精気は生殖機能も働きかけ
男子は精子が作られ、女子は月経が起こるようになります


腎に蓄えられた精気の働きが衰えると「腎嘘体質」となります

腎の精気は年とともに衰えていきます
つまり、高齢になるほど腎嘘体質になりやくなり
腎の衰えはそのまま老化を早めることになります


腎嘘体質は、耳鳴りや難聴、夜間尿、足腰の弱まり、健忘、不妊、脱毛症
などの症状が現れます


腎には津液(水分)の代謝機能を調整する働きがあります
不要な水分を尿に変え排出する膀胱の働きも腎によって
コントロールされています
水分の代謝をコントロールする腎の機能が低下するとむくみなどが起こるほか
膀胱の機能も低下し俳尿通や排尿障害、頻尿などの症状が起きます


他にも、骨の中にある骨髄は精気によって作られるので
腎の精気が不足すると骨格がもろくなります
そのため、腰や膝のダルさ・痛み、歩行障害などの症状も起こります
(発育不良も腎の機能の低下が原因と考えられます)

また、過剰な性行為は腎の精気を直接消耗する為「腎嘘」の原因にもなります






さらに、腎嘘体質には「腎陽嘘体質」と「腎陰嘘体質」に分けることができる



腎陰嘘体質

津液が不足(嘘)している体質を「陰嘘体質」と言います
津液は体の各部をうるおし、なめらかにする働きをもっています
熱を冷ます働きも持っているため、津液が不足すると
のぼせ、ほてりと言った症状が現れます
手や足の裏がほてることもあり、特に夕方から夜間にかけて現れやすく
ひどい場合は微熱や寝汗が出ることもあります
ほかにも便秘がちで、から咳がでることも

※腎嘘体質+上記の症状が現れると「腎陰嘘体質」となります
※基本的には涼性の食品でうるおいを補うようにします
 五味では「甘」と「酸」の食品を取るようにします


 ーハーブー

レモンバーム(苦・酸、涼) 精神安定(抗うつ・イライラ)、消化器系疾患

ラズベリー(酸、甘・涼)  月経前症候群、月経困難、月経過多、子宮強壮、下痢


ネトル(甘・鹹、涼)    血行促進・滋養強壮(赤血球の造血)、腎臓の栄養

ペパーミント(辛・甘、温・涼) 鼻づまり、胸部うっ滞、気管支炎

ギンコ(甘・苦、平)   循環(心臓、血液)器系強壮、アレルギー、喘息


 ーアロマ精油ー

ローズオット(心、涼)  落ち込み、無気力、精神的疲労、血行促進
             心を鎮める、陰を補う、気の流れを良くする

カモミール(肝、平)    イライラ、憂うつ、筋肉痛、目の機能を高める
             滞った気を流し心を鎮める

サンダルウッド(脾、涼〜温)腰痛、坐骨神経痛、気管支炎、膀胱炎
             気を補い気血の巡りをよくする、補陰

イランイラン(心、涼)   筋肉痛、こむら返り、月経痛、インポテンツ
             心を鎮める、気・血・陰を補う






腎陽嘘体質

陽気が不足(嘘)している状態を「陽嘘体質」と言います
陽気は「気」の中でも特に体を温める力の強い気になります
そのため、陽気が不足すると手足や全身が冷えてくる
それにともない「臓腑(特に脾や腎)」の働きが低下し
下痢をしやすい、トイレが近い、インポテンツといった症状が現れます
女性では、不妊症になりやすく、生理痛がある人は温めると楽になります

※腎嘘体質+上記の症状が現れると「腎陽嘘体質」となります
※基本的には温性の食品を取り、体を冷やすものは避けましょう
 五味では「甘」と「辛」の食品を取るようにします


 ーハーブー

ギンコ(甘・苦、平)   循環(心臓、血液)器系強壮、アレルギー、喘息

ジンジャー(甘・辛、熱)  滋養強壮、風邪・悪寒・冷え、脾・心臓強壮

セージ(辛・苦、温)    呼吸器系の感染症(風邪)、肝の強化

タイム(辛・苦、温)    呼吸器の強化、泌尿器の炎症、腎の洗浄

ジャスミン(辛・甘、温)  神経性呼吸障害、不眠、生理不順、勃起不全


 ーアロマ精油ー

ローズマリー(心、温)   冷え性、下痢、生理痛、むくみ、頭痛、
             滞った気を流し陽を補う

マージョラム(脾、温性寒) むくみ、冷え性、下痢、生理痛、慢性疲労
             補陽し気を補う、心を鎮める

シダーウッド(腎、温)   気管支炎、咳、脱毛症、静脈強壮、リンパ強壮
             気を補い免疫力を高める






ピックアップ・ハーブ


ギンコは細胞から、毛細血管、動脈、静脈、骨、筋肉、器官、皮膚まで
身体のすべてのプロセスで血液循環によって栄養をもたらせます
細胞の早すぎる老化、静脈瘤、足の痛み、関節痛、歩行困難などの症状や
さらに、集中力が減退した鬱や記憶力の低下、バランス感覚の問題
視覚の問題、頭痛、脳卒中などの発作など、多くの老化症状を予防します

ある調査によると、熟年世代の人たちを対象とした
ギンコの効能に関する3ヶ月間の調査では
被験者の92%が方向感覚や記憶の喪失、不安、耳鳴り、頭痛などの症状が
緩和されたという結果があるそうです

また、循環器系を強壮する作用は、高血圧を予防する上で
心臓の健康にとっても欠かせません

不整脈の治療、動脈の鎮静化、喘息、胸部のうっ滞、肺弱、聴覚障害
脳動脈の痙攣を防ぐなど、多くの治療や予防など
優れた効能とてし中国では古くから利用されています。


ギンコはイチョウの葉のことですが
秋には綺麗な黄金色と独特の匂いを漂わせ
道に銀杏並木が並んでいるのを見ますが

彼らは恐竜時代から地球に生息し
原子爆弾が投下されたときも、ゆいつ生き延びた植物でした
都会でよく見かけますが、汚染や細菌、ウイルスや昆虫
排気ガスにも負けず力強く行き続けているのです
| 中医学・フィトセラピー | 20:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
湿痰の症状と養生法

痰湿 ぼてっとした大きな舌で苔が厚い


   津液が滞って余分な水分が体内に溜まっている
   軟便、むくみ、体が重い・だるい、吐き気・嘔吐・痰、喉の症状
   湿気の多い時期や雨の日に体調を崩しやすい
   胃がポチャポチャと音がなる



肺や脾の不調によって津液の流れや代謝が悪くなり
体内に余分な津液が溜まり「痰湿」の情態になります
体が重く感じ胃のつかえ、胸苦しさ、軟便、むくみ、痰がよく出る
アレルギー性鼻炎、気管支炎、喘息、リウマチ、関節炎、じんましんが出る
湿は周囲の熱を奪う為、体が冷え湿がたまり痰になります
痰はその場に停滞する性質があるため、さらに気や血の流れも悪くなります
外見の特徴ではぷよぷよとした水太りの人に多い




 − 養生法 −


ねぎやしょうがなど五味が辛で五性が温性の物を取る
これらは発汗作用があり、水分代謝をうながす
一般的に皮の部分は利尿作用やむくみを取る作用があるため
しょうがの皮も捨てずに使いたい

湿熱タイプの人は、うり類や白菜、はとむぎなどの涼性で
利尿作用のあるものを取るとよい

適度な運動は気の流れをうながす
それによって気化の作用も強化されるので
過剰になった津液が汗や尿に変化しやすくなる
体内のよけいな水分を外に出すために、積極的に運動をおこなうようすする

※気化=気・血・津液などを相互に変化させたり、津液を汗や尿に変化させる






湿熱 熱の性質がさらに強くなったもの


   湿熱体質は脂っこい物や甘い物の食べすぎお酒の飲みすぎなどでおこる
   痰湿体質の特徴に加えて喉が渇く、湿疹や吹き出物が多い
   痰や鼻水が黄色いといった症状が見られる



陰虚 比較的やせている人に多い


   津液が不足している情態を「陰虚」という
   津液は体の各部をうるおしなめらかにする働きを持っている
   津液は熱を冷ます作用を持っているので津液が不足すると
   のぼせ、ほてり、便秘、鼻・のど・口の乾燥、声涸れ、から咳
   口が渇く、目の乾燥、髪毛・皮膚の乾燥、尿量の減少

   ひどい場合は微熱や寝汗が出ることがある
   こうした熱症状を虚熱と言う


| 中医学・フィトセラピー | 19:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
血おの症状と養生法
血瘀 舌の色が紫・舌の裏に紫色の精脈が出ている


   血が滞って、体内に非活性の古血として残ってしまっている
   のぼせ、冷え、頭痛、肩こり、めまい、目の充血・クマ・シミ
   高血圧、高脂血症、痔、生理不順・月経痛、更年期障害



血の流れがスムーズに流れずに内臓や経絡に停滞した状態
また、内出血した血が滞って色が黒くなり塊のようになったもの
これが原因で病気になった場合を「血瘀証」という
瘀血が形成される原因は、気の不足、気の停滞(肝と心の異常)
水分と栄養を運ぶ機能が低下し、体の痛みや出血などの症状が現れる
瘀血によって刺すような痛みが現れ、脳血管障害も起こす場合がある
他にも胸や心臓の痛み、吐血、便秘、チアノーゼのどの症状なども
青あざや目の下のくまができやすい、しみや日焼けのあとが残りやすい
血行が悪い部分の皮膚の色がくすんだり肌がガサガサになったりする
(女性は生理痛がひどく、月経時の径血量も多く子宮筋腫になることも)
同じ姿勢を長く続ける職業の人などは血行が悪くなり痔にもなりやすい



 − 養生法 −

体を温め血の巡りをよくするために五性では熱性、温性の食品を取る
具体的には、しょうが、にら、米酢など
たんぱく源は、肉よりも血の巡らせる働きのあるイワシなどの青魚がよい
五味では辛の食品を取るのがよい
適量のアルコールも血行をよくするが、飲みすぎには注意すること

血の巡りをよくするには、適度な運動をすることがいちばん
生理痛が強い女性は、腰を回す運動をして骨盤内の血の巡りをよくしよう
同じ姿勢を長く続けないよう、仕事中もときどき休憩を取って身体を動かす






血熱 歯茎からの血、鼻血、赤いにきび(吹き出物)


   血に熱がこもった状態を「血熱」と言う
   病邪が体に入ったり、辛い物や味の濃い物の食べすぎ
   過剰な感情の高まり、
   瘀血の症状に熱がこもった場合にも引き起こされる
   血の熱が盛んだと口が苦く感じる、発熱や便秘などの症状
   血が傷つき、消耗すると口の渇きや微熱などの症状
   血の流れが異常に速くなると鼻血や歯茎からの出血
   女性の場合は月経過多などが起こりやすくなる



肝には気の流れを調整する働きもあるので、肝が正常に働けば
気と血の流れがスムーズになります
肝は血の流れをコントロールし、全身の血の量を過不足なく調整しています



心の働きは、血液を全身に送る作用です
心気の働きで心はポンプのように血液を押し出し体全体に巡らせます
この働きによって、同時に血中の栄養素を全ての臓腑や組織に
ちゃんと行きわたらせることができます
| 中医学・フィトセラピー | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
血虚の症状と養生法
血の症状


血虚 


   血が不足している
   顔色が悪い、爪がもろい、目のかすみ、めまい、動悸、物忘れ
   貧血、記憶力低下、月経の遅れ、月経血の量が少ない



血虚になる原因は失血や血の消耗、血を作る働きが低下している状態
特に脾臓に不調があると全身の栄養(血)が不足し各機能が低下する
失血とは月経の出血量の過多などです
手足のシビレやめまい・動悸を感じやすくなる
肌に潤いがなくなり、乾燥してつやがなくなったり
髪のぱさつき、唇や爪の色が濃くなることもある

ひどい場合は微熱や寝汗が出る場合もある
こうした熱情態を「虚熱」と言い「陰虚体質」と言う



 − 養生法 −

ダイエットなどの為に食事を抜いたり、量を極端に減らしすぎたりせず
きちんと食べる習慣を心がける
そのうえで鉄分の多い食品や、血を補う作用のある食品を取るようにする
具体的には、レバー、黒豆、にんじん、ほうれん草、なつめなど
五性では温性・平性・涼性で、五味では甘の味を含む食品を取るのがよい
唐辛子などの熱性で辛の食品は、血の乾燥を誘発するので
食べる量をひかえるとよい

日常の生活では、頭の使いすぎ、考えすぎ、思い悩みすぎなどは
できるだけ避けるようにすること
また、目の使いすぎや夜更かしも禁物





胃は水穀の精微(栄養)に変化させる働きを担っています
胃をはじめとする消化器の働きをコントロールしているのが脾です
水穀の精微を運ぶ作用が衰えると、全身の気血が不足します
脾の機能が低下すると血が不足し体調が悪くなる

| 中医学・フィトセラピー | 21:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
気滞の症状と養生法
気滞 


   気の巡りが悪くなり滞ってる
   喉がつまった感じがある、焦燥感、憂鬱間、イライラ、うつ
   情緒不安定、自律神経失調症、肩こり、頭痛、ゲップ・おなら
   便秘と下痢を繰り返す、肌荒れ、月経前に胸が張る・いらつく



健康な体では常に体の中を「気」が巡っているが
過度の緊張やストレスが原因で「気」の流れが滞った状態になると
「気滞体質」となり精神状態に影響が出てくる
(外邪の進入や栄養不足の場合でも起こる)
イライラして怒りっぽかったり、精神のうつ状態がみられる
また、ストレスをためやすいのもこのタイプ
気滞になると、気が滞っている場所に痛みが出たり熱が発生する
気の滞り血行も悪くなることも多くなり
疼痛、お腹の張り、胸苦しさ、イライラ、不眠などが出てくる



 − 養生法 −

五味では辛、そのほか気を巡らせる理気の働きがある食品を取る
痩せている貧血気味の人は辛の食品ばかり取ると
血も乾燥してしまうので、酸の食品をあわせて取るとよい

普段の生活にスポーツやジョギングなどを取り入れる
発汗は気分の発散もうながしてくれる
毎朝的をあけ、深呼吸をして、自然の空気を取り入れるようにする
そのほか、趣味を楽しむなど、自分なりのストレス解消法を見つけると良い




実証は正気(体)は衰えていないが、病邪の勢いが強いために起こる症状
病邪の種類により現れる症状が異なるが、共通する特徴もあります
特徴としては、症状が急性にあらわれ、症状がひどいが
病邪に正気が負けなければ一過性のもので回復は比較的早い
(病邪とはインフルエンザや季節性の風邪など)


実証が加わると上記の症状に 高熱、激しい咳、嘔吐、下痢が続く




呼吸で体内に入ってきた空気は気の原料になります
規則正しい呼吸は気の運搬をコントロールしています
肺の機能によって気が全身にいきわたるようになります
その結果、心の血をめぐらせる働きを助けたり
全身の新陳代謝を活発にしたりすることにつながるのです


肝は気の流れを調節する働きがあります
肝が正常に働いていれば、気と血の流れがスムーズになります
気の流れが正常に働くと気血が調整され気持ちが明るくなります


| 中医学・フィトセラピー | 14:18 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
気虚の症状と対応ハーブ・アロマ精油(改正版)
より分かりやすく、症状別に分類し
見やすくしました



気虚 舌の色が薄い


   新陳代謝が悪くなり、気が不足している 
   無気力、倦怠感、働く意欲が湧かない、息切れ 疲れやすい
   風邪を引きやすい、汗っかき、下痢をしやすい 冷え性
   食欲不振、勢力減退


   臓腑では肺や脾、胃が弱い人が多い




気虚とは気(栄養)の量が不足している状態
病気が原因であったり、過労などの原因が挙げられます
新陳代謝が悪くなったり、内臓の働きが悪くなります
また、体温が低くなり病気になりやすい状態でもあります




 − 養生法 −

気虚・血虚など虚のを補うには基本的に「甘」の味が必要になります
ただし、甘くてこってりしたものを多く取りすぎると
今度は痰湿になりやすくなるので、薄味にすること
五性では寒性のものを避けるようにする
特に消化吸収の中心である脾の気が不足している人は
寒性の食品だけでなく、冷やしすぎたものを食べ過ぎるのもよくない
また、脂っこいものや消化しにくい繊維質の多いものにも気をつける
分量も腹八分にして、よくかんで食べること

過労や激しい運動は、少ない気をさらに消耗させる
有酸素運動を心がけ、少ない運動量でも発汗を促し
新陳代謝を上げるようにしましょう
また、朝の散歩で自然の気をたくさん取り込むようにする






気陰両嘘体質

津液が不足(嘘)している体質を「陰嘘体質」と言います
津液は体の各部をうるおし、なめらかにする働きをもっています
熱を冷ます働きも持っているため、津液が不足すると
のぼせ、ほてりと言った症状が現れます
手や足の裏がほてることもあり、特に夕方から夜間にかけて現れやすく
ひどい場合は微熱や寝汗が出ることもあります
ほかにも便秘がちで、から咳がでることも

※気陰両嘘体質+上記の症状が現れると「腎陰嘘体質」となります
※基本的には涼性の食品でうるおいを補うようにします
 五味では「甘」と「酸」の食品を取るようにします




胃は水穀の精微(栄養)に変化させる働きを担っています
胃をはじめとする消化器の働きをコントロールしているのが脾です
水穀の精微を運ぶ作用が衰えると、全身の気血が不足します


肺の働きで規則正しい呼吸が保たれています
呼吸で体内に入ってくる綺麗な空気は「気」の原料になります
肺が正常に働くことにより気の生成が促進されます


肝には気の流れを調整する働きもあるので、肝が正常に働けば
気と血の流れがスムーズになります
肝は血の流れをコントロールし、全身の血の量を過不足なく調整しています
| 中医学・フィトセラピー | 20:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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